外房・大原沖ではショウサイフグが好調!釣れるサイズは30cmを超す良型が多く、10匹も釣れば十分なお土産。これからの時期は鍋ネタに最高だ!

鍋ネタにピッタリ!! 30〜35㎝の良型多く 釣り味、食味とも抜群

良型多く釣り味抜群! 冬に向けて鍋ネタに最高!

1115P1011_9_1635074671 取材時の釣り場は大原沖の水深25〜30m 9月から開幕している外房・大原沖のショウサイフグ。

開幕直後からトップが20匹台〜30匹台のまずまずの好釣果が続いた。

10月半ばの時点では、トップ20匹台の日が多く、依然好調が続いている。

そして釣れるショウサイフグは30㎝を超す良型が多く、35㎝クラスの大型もまじるので釣り応え抜群。

サイズがいいので、10匹もあればお土産としても十分だ。

今回の取材は大原港「長福丸」に乗船。前半はアタリが少なかったが、後半にはスイッチが入ったかのように頻繁にアタってトップは25匹。

サイズは30㎝級の良型が主体だった。

ショウサイフグは食味も抜群。

これから寒くなる時期には鍋ネタに最高だ。

鍋のほかには刺身、唐揚げ、天プラ、焼き物などいろいろな料理が楽しめる。

大原沖のショウサイフグを狙うタックルについて!

shikake_042_1635074717 「長福丸」で使用するオモリは25号。
そのため竿は25号のオモリに対応したカットウフグ専用竿がオススメ。

このほか高感度穂先を搭載した8対2〜9対1調子のゲームロッドなども流用可能。

長さは1.5〜2mぐらい。

フグ専用竿には、東京湾仕様のカットウ用のほか、胴付き仕掛けの食わせ釣り用がある。

これらと間違えないように注意しよう。

リールは手巻きの小型両軸か小型電動。

これにPEラインの1〜2号を150m以上巻いておけば十分だ。

カットウ仕掛けにアオヤギエサで釣る

1115P1011_14_1635074954 大原港「長福丸」で使用しているカットウ仕掛け 大原沖のショウサイフグ釣りでは、「カットウ」と呼ばれる独特な仕掛けが使われる。

上の写真が「長福丸」で用意しているカットウ仕掛けで2タイプを用意している。

一つは25号のオモリにハリが鋳込まれているタイプ。

このハリは「カットウバリ」や「エサバリ」とも呼ばれ、このハリにエサのアオヤギを付ける。

そしてオモリから、ハリスが結ばれた2本のハリが出ている。

この2つのハリは「掛けバリ」と呼ばれる。このハリでショウサイフグを掛けるのだ。

掛けバリのハリスの長さは20㎝前後と10㎝前後。

長さをそれぞれ変えることで絡みにくくなり、かつハリ掛かりもよくなる。また掛けバリのハリスには、絡み防止のためにチューブが被せられているものが多い。

もう一つはオモリの部分が遊動式になっているタイプだ。

遊動部分は約5㎝ほどであるが、ここが遊動になっているだけでアタリが出やすくなるという。

外房のショウサイフグ釣りに精通している鈴木新太郎さんも、取材当日はこの仕掛けを使用。

新太郎さんオススメの仕掛けだ。

オモリのカラーはエサのアオヤギの色にちかいオレンジ系のほか、グロー系がよく使われる。

状況によってアタりやすいカラーがあるので、いろいろ試してみるといいだろう。

付けエサはアオヤギの剥き身。

オモリの下のカットウバリに2〜3個付ける。

付け方はアオヤギの黒いキモの部分からハリを刺し、ベロの部分に縫い刺しにする。

エサが取られたり、齧られたら、どんどん付け足していく。 44a65479d6602d8cca6f653d7ebd9c29 1115P1011_13_1635075091 エサはアオヤギの剥き身 1115P1011_15_1635075119 カットウバリ(エサバリ)にエサのアオヤギを付ける

底に着かないぐらいをキープ 違和感があればアワせよう!

shikake_043_1635075273 基本的な釣り方を示したのが上のイラストだ。

仕掛けを投入したら、オモリを着底させる。

オモリが着底したら糸フケを取り、道糸を張ってオモリが底に着くか着かないかの状態をキープしてアタリを待つ。

水深が変わったり、船の揺れもあるので、頻繁にタナを取り直すようにしよう。

オモリを海底に着けたまま底を引きずるようにしてアタリを待ったり、糸フケを出してアタリを待つのは避けよう。

オマツリしやすくなるし、アタリがわかりにくくなるからだ。

最近では糸を張らず緩めずの「ゼロテン」の状態でアタリを待つ人も多い。

「長福丸」の藤井大佑船長によると、ゼロテンは上級者向けだという。

慣れないビギナーがやると、前述したオモリを海底に着けたままや引きずる場合と同じで、アタリが出なかったり、オマツリの原因になってしまう。

アタリは竿先に明確に出たり、ハッキリと手元に伝わることもある。

その一方で微かなアタリやアタリを感じずにエサが取られることもある。

そのためアタリを感じたり、違和感を感じたときは、とにかく積極的にアワせるようにしよう。

ショウサイフグ釣りでは、頻繁に空アワセをする釣り方もある。これはアタリが出ずにエサが取られることもあるので、出ないアタリを掛ける作戦だ。

しかし、藤井大佑船長は空アワセはあまりススメない。

空アワセを頻繁にすると、自分の仕掛けの周りにいるフグが驚いて逃げてしまうことがあるからだ。

藤井船長によると空アワセをするよりかは、アタリが出たときや違和感を感じたときに積極的にアワせていったほうがいいとのこと。

掛からなくても、それが空アワセになるのだ。

この釣りはカットウバリに付けられたエサをショウサイフグが食べて、アタリが出たときに、釣り人がアワせることで掛けバリがフグに掛かる。

そのためショウサイフグの下アゴ付近にハリ掛かりするのが、アワセのタイミングがピッタリの理想のハリ掛かりだ。

下アゴ以外にハリ掛かりしているときは、アタリの出やアワセが遅い証拠だ。 shikake_044_1635075298

【外房・大原沖】ショウサイフグ 釣行レポート

これからの時期は鍋ネタに最高!

釣れるフグは良型主体 釣り味、食味ともに抜群!

1115P1011_4_1635075713 開始早々に良型をゲット! 1115P1011_3_1635075730 「やっと掛かったよ!」と常連さん 1115P1011_8_1635075766 カットウバリ(エサバリ)に見事フッキング! 1115P1011_6_1635075952 釣り味、食味とも抜群 1115P1011_5_1635075834 これからの時期は、ショウサイフグは鍋ネタに最高だ 1115P1011_7_1635075984 新太郎さんのアワセが決まった 1115P1011_1_1635076000 鈴木新太郎さんは良型を連発させた! 1115P1011_2_1635076033 こちらも大型!当日は35cm前後の大型がけっこうまじった 1115P1011_10_1635076102 良型のショウサイフグは引き味もいい 1115P1011_16_1635076136 ︎「今日はサイズがいいですね!」 1115P1011_17_1635076157 この日は全員が良型ショウサイフグを手にした! 1115P1011_11_1635076186 1115P1011_12_1635076240 マルイカ名人の柏崎さんは25匹でトップだった! 1115P1011_19_1635076294 今回、取材にご協力いただいたのは、千葉・大原港「長福丸」
10月半ばを過ぎた頃から急に寒くなってきたが、鍋が美味しい時期の到来だ! 

この時期狙えるターゲットで鍋ネタに最高の魚の一つがショウサイフグだ。
 
外房・大原沖ではショウサイフグがまずまずの好調ぶり。

とくに10月中旬の時点では、30〜35㎝の大型がよくまじって楽しめている。
 
今回の取材は大原港「長福丸」に乗船。前半はアタリが少なく苦戦したが、後半にはスイッチが入ったようであちこちでヒット! 

釣れるサイズは30㎝を超す良型が多く、10匹も釣れば十分なお土産だ。
 
釣れたフグは、処理師免許を持つ船宿スタッフが捌いて棒身にしてくれるので安心。

家に帰ってからの調理も楽だ。
 
ショウサイフグは刺身や唐揚げもとても美味だが、寒い日には鍋やシャブシャブでいただき、最後は雑炊でしめるのがオススメ。

ショウサイフグは味覚の秋にピッタリの釣り物だ!

以上の記事は「つり丸」2021年11月15日号の掲載記事です。