今年はマリトッツォにフルーツサンドなど、新しい形のパンがたくさん登場しました。

こうした中、会津若松市で個性的なパンを作るベーカリーに、次のトレンドと新たな取り組みを取材しました。

会津若松市のホームベーカリーコビヤマ。店内には100種類近くの焼き立てパンがずらりと並びます。この店では、トレンドをいち早く取り入れるため、SNSやパンの専門誌をくまなくチェックしています。

店主・小桧山和馬さん「流行りのパンや本場のパンをコロナ禍で出かけられないので、ここで全部買えることを目標に頑張っている」

流行の火付け役ともいえる韓国発のパンは、特に若者を中心に人気を集めています。甘辛のヤンニョムチキンが入ったボリューム満点のバーガーや、ベーコンやチーズと甘く炒めた玉子を合わせたエッグドロップなど、癖になる甘辛さが特徴です。

中でも、サクッとしたクロワッサン生地をワッフル風にしたものに、マカロニやツナなどを挟んだクロワッサンワッフルサンドはいま注目の一品。

そのお味は……

田中沙朋アナウンサー「クロワッサンワッフルの生地はサクッと甘くて、ツナのしょっぱさとよく合います」

さらに、店主の小桧山さんは、地域に根ざした新たな取り組みも始めました。

小桧山さん「会津の野菜を使ったパンを流行らせたい。外で流行ったパンはもちろん提供したいが、自分のところで流行りを作りだせるようにしていきたい」

パンを通じて会津の野菜を味わってもらおうと、農家と協力しながら、パンづくりを進めています。

この時期のイチオシは旬の黒キャベツ、カーボロネロを使ったフォカッチャ。

ケールの仲間といわれるカーボロネロは栄養満点で、シャキシャキとした歯ごたえが特徴です。

小桧山さん「パンを通して野菜のおいしさをみなさんに実感してもらって、パンはもちろん野菜を食べてもらって地元を盛り上げていきたい」

季節の野菜を使ったパンは今後も増えていく予定で、カブやニンジンを使ったものも開発中だということです。