2023年12月に死去した歌手の八代亜紀さんの回顧展「生きる〜ありがとう…これからも〜」が、4月11日から20日まで東京・渋谷区の西武渋谷店で開催される。

「雨の慕情」「舟唄」などのヒット曲で知られ、ジャンルや世代を超えて愛され続けた国民的歌手の八代さん。画家としての顔も持ち、繊細な筆致と写実画で多くの絵画作品を描き、世界的な美術展で入選も果たしてきた。

昨年3月26日に行われた「八代亜紀 お別れの会〜ありがとう…これからも〜」から1年、没後初の回顧展の開催が決まった。歌手と画家、それぞれの側面で表現し続けた八代さんの軌跡をたどる内容で、絵画制作アトリエの再現ブース、ドレスや着物の衣装、トロフィーや盾が並ぶ。音声ガイドは八代さんの合成音声を使用、絵画作品の説明は親交の深かったフリーアナウンサー・宮本隆治が担当する。

また、同展のタイトル「生きる」は、八代さんが生前に書いた詞の題名から。同詞は病を患う前に書いていた作品で、胸の内にあった力強い思いを記したという。回顧展では「生きる」の直筆ノートも展示される。