JR東京駅近くの工事現場で鉄骨が崩れ、複数人がけがをしています。少なくとも4人が事故に巻き込まれていて、うち3人が意識不明の重体です。

 警視庁などによりますと、19日午前9時半ごろ中央区日本橋の工事現場で鉄骨が崩れました。

 8階ほどの高さから鉄骨が4階部分に落ちたということです。

 その際、作業員ら4人も一緒に転落し、そのうち3人が意識不明の重体です。

 現場から50メートルほど離れた場所にいた人は、「ドーンと何かが落ちた音がした。地震のような振動がした」と話しています。

 警視庁と東京消防庁は、鉄骨の下敷きになった人がいないかなど、確認を急いでいます。

 現場は、JR東京駅から200メートルほどのビルが立ち並ぶ場所です。