静岡・旧清水市で一家4人が殺害された事件で死刑が確定した袴田巌さんの再審=やり直し裁判の3回目の公判が20日、静岡地裁で開かれ、検察側は改めて5点の衣類は犯行着衣で袴田さんの物であると主張しました。

20日の3回目の公判で検察側は事件から1年2か月後に発見された「5点の衣類」について、改めて犯行着衣で袴田さんのものであると主張。さらに、「5点の衣類」がねつ造であると主張する弁護側に対し、ねつ造は「非現実的で実行が不可能」と主張しました。検察側の主張を受け、弁護側は「検察の主張は根拠が薄い」と指摘しています。

(弁護団 小川 秀世 弁護士)

「根拠は薄いし犯行着衣と確信できる内容はなかった。」「立証が不足しているし自覚していると思う」

次回、4回目の再審公判は12月11日で、引き続き検察が”5点の衣類”について証拠をもとに主張した後、弁護側による反論が行われる予定です。