
去年9月、静岡・牧之原市で園児が通園バスに置き去りにされ死亡した事件を受け、牧之原市は再発防止策を検討する事故検証委員会を2月開催すると発表した。
これは園児置き去り死亡事件を受け、国の通知に基づき再発防止策を検討・提言するため、牧之原市が設置するものだ。事故検証委員会は、教育・保育や安全管理分野の学識経験者、弁護士、小児科医など5人で構成され、特別監査の資料をもとに原因を分析し、再発防止策を市を通して県や国に提言する。初回は2月6日に非公開で開催し会議を4回から6回程度重ねるほか、必要に応じて関係者のヒヤリングなどを行い9月ごろをめどに再発防止策をまとめる予定だ。