河川の堤防決壊などの被害受けた磐田市 「災害救助法」の適用決定 静岡県
静岡県は、台風2号による大雨で大きな被害を受けた磐田市に、災害救助法の適用を決めた。これにより救助の実施主体が磐田市から県に移り、避難所の開設費用や住宅の応急修理費用などを国と県が負担することになる。磐田市では住宅の浸水被害も発生している。

 静岡県は、台風2号による大雨で河川の堤防が決壊するなどの被害を受けた磐田市に、災害救助法の適用を決めた。

 磐田市では、6月2日からの大雨により敷地川の堤防が決壊し氾濫が発生するなど大きな被害が出ている。磐田市から「災害救助法」適用の申請を受けた県が内閣府と協議し、災害救助法の適用を決めたという。これにより救助の実施主体が磐田市から県に移り、避難所の開設費用や住宅の応急修理費用などを国と県が負担することになる。磐田市では住宅の浸水被害も発生していて、市が全体の被害状況を確認しているという。