
2021年7月の土石流災害から復旧がすすむ静岡・熱海市の伊豆山港で2月21日、港に沈む災害ゴミを取り除く清掃活動が行われた。
土石流災害では、伊豆山港に大量の土砂とともにガレキなどの災害ゴミが流れ込んだ。少しでも海をよみがえらせようと行われた21日の作業には、地元の漁師やダイバーら15人がボランティアで参加した。
(漁師の金子友一さん)
「鉄筋棒とか手じゃ動かないようなものがある、大きいもの。細かいものは流れてるんだろうね」
海中には家屋の柱や食器などの日用品がいまだに泥の中に埋まっていて、被災者にとって大切なものもあるかもしれないと丁寧に拾い集めていた。この海中清掃は今後も定期的に行うという。