ニッポンの「リアルなご飯」にスポットをあて、「あなたのご飯見せてください」を合言葉にリポーターが旅を敢行する「昼めし旅」(毎週月〜金曜 昼11時40分)。その土地ならではのお昼ご飯や人気店、魅力的なご飯を紹介します。

hirumeshi_20221106_01.jpg
10月25日(火)は、群馬県昭和村で昼めし旅。ご飯調査をするのはタレントのなべやかんさん。実は、昭和村出身の親友がいることが縁で4年前に「昭和村ふるさと大使」に任命されたというなべやかんさん。美しい農村地帯でアポなしご飯調査スタートです。

彩り豊かな煮物のコツは"信号色"!?


愛犬と散歩中のご夫婦と出会い、世間話をしたところで、さっそく例のお願いを...

「あなたのご飯、見せてくださ〜い」!

交渉成立!

佐藤さんご夫婦は長男家族と5人暮らし。家事全般を担当しているという夫の光男さんがこの日のご飯も作ります。

hirumeshi_20221106_02.jpg
まず1品目。炊いていたご飯をボウルに入れ、近所の人にもらったという枝豆と、ごまを入れて混ぜます。ご飯と一緒に炊かずに後から入れることで、彩りよく、豆の食感も楽しめるそうです。豆が均等に混ざったら枝豆ご飯の出来上がり!

hirumeshi_20221106_03.jpg
続いてもう1品。大根、にんじん、いんげん豆、さつまいもをカットしたら鍋に入れます。そこへ、ちくわとソーセージを加えて水を注ぎ、しょうゆと砂糖で味付け。煮ることおよそ20分、彩り豊かな煮物ができました! 「料理のコツは母から教わった」という光男さん。赤・黄・緑の信号の色を入れるといいとの教えから、色味を大事にしているそうです。

hirumeshi_20221106_04.jpg
こちらが、佐藤さん家のご飯。

hirumeshi_20221106_05.jpg
信号の3色を意識し、野菜炒めを盛ったお皿には卵焼きも添えています。卵焼きは牛乳を加えてふっくらさせ、少し甘めの味付けにするのが佐藤さん家流。少量の味噌で深みを出したきゅうりとワカメの酢の物は、妻・好美さんの好物だそうです。

hirumeshi_20221106_06.jpg
これからもご家族仲良く、お元気で! 楽しいお話とご飯づくりのヒントを教えていただき、ありがとうございました。



生でもおいしい! えぐ味のないほうれんそう


引き続き、昭和村でご飯調査。

実は、群馬県は2年前からほうれんそうの生産量が日本一(出典:農林水産省 令和3年産秋野菜の出荷量〈全国〉)。そこで、事前に取材許可をいただいた、ほうれんそうを栽培する農家の後藤さんの元へ向かいました。後藤さんは、約3万6000坪の畑で年間60トン以上のほうれんそうを出荷し、日本一に貢献しています。最盛期の今、収穫量はなんと1日1トン以上! 10人ほどいる従業員さんたちと収穫しているそうです。

hirumeshi_20221106_07.jpg
さっそく、ほうれんそうの収穫の様子を拝見します。ほうれんそうは生のまま食べると成長過程で必要なえぐ味(アク)が強いのが特徴ですが、後藤さんが育てているほうれんそうは土にコラーゲンを入れ、栽培の途中でアミノ酸を与えることで、えぐ味が出ないのだそう。太陽をたっぷり浴びて育つため、歯ごたえも抜群!

実は、後藤さんが栽培するほうれんそうは「東京2020オリンピック」の選手村の食堂でも使用。アク抜きをしなくてもえぐ味が出ないので、海外の選手に人気だったんだとか。収穫作業のお手伝いをしたところで、例のお願いを...。

「あなたのご飯、見せてくださ〜い」!

交渉成立!

トラクターで約5分の作業場へ。そこには、後藤さんの友人で神奈川・茅ヶ崎から来ているという大森さんご夫婦が。後藤さんは、出荷できないほうれんそうや、にんじんなどを加工品にするため、カフェを営むご夫婦にアドバイスをもらっているそうです。

hirumeshi_20221106_08.jpg
さっそくほうれんそうを使って、大森さんが調理します。ひと口大にカットしていき、大森さんのカフェで6時間ほど煮込んだキーマカレー(豚ひき肉・玉ねぎ・にんじん・クミン・ガラムマサラ・コリアンダーなど)にたっぷり入れて、およそ3分炒めます。この日は、ほうれんそうを少々入れすぎたとのことで、キーマカレーを少し足しました。ご飯に盛りつけたら出来上がり!

hirumeshi_20221106_09.jpg
続いてもう1品。後藤さんの畑でとれたジャガイモと玉ねぎ、紅芯大根をカットし、多めに入れた油で揚げるように炒めます。およそ5分、ザルに移して油を切ったら、塩・コショウで味付け(量はお好みで)。

hirumeshi_20221106_10.jpg
にんじんの葉を刻んで入れ、ポン酢と、隠し味に黒蜜をさっと回し入れて混ぜたら、根菜炒め(黒蜜入り)の出来上がり!

hirumeshi_20221106_11.jpg
こちらが後藤さんたちのお昼ご飯。

ほうれんそうたっぷりのキーマカレーと、黒蜜でコクを出した根菜炒めの他にも、ほうれんそう、キャベツ、レタス、紅心大根、パプリカを、すり下ろしたにんじんドレッシングでいただく自家採れサラダも並びました。ほうれんそうのキーマカレーは「後からじわっと辛くなるのがクセになる」と、後藤さん。なべやかんさんもコクうま根菜炒めに「さっぱりしてるけど、コクがあっていい意味で甘みがある」と舌鼓。

これからもほうれんそうの栽培、頑張ってください! ごちそうさまでした!

ネットもテレ東
この放送は「ネットもテレ東」で期間限定配信中!