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1月30日（月）に放送した「家、ついて行ってイイですか？（明け方）」（毎週月曜深夜）では、青森県の「八戸屋台村 みろく横丁」で出会ったワケあり男性のお家について行きました。
【配信終了：2023年2月14日（火）】
青森県八戸市の中心街にある観光スポット「八戸屋台村 みろく横丁」で、取材をスタート。午後9時を過ぎて人通りも少なくなってきたため、お店に直撃して取材交渉したところ、1人の男性が「行くか！」と快諾してくれました。定年退職し、現在は再就職活動中という博治さん（60歳）、「お家に奥さんはいらっしゃるんですか？」と聞くと、衝撃の返事が！！ 
「（今年の）1月に別れてるけど同居してる」（取材日：2022年4月8日）。結婚生活、約16年というご夫婦にいったい何が？
タクシー代をお支払いして、博治さんが20年ほど前に購入したというマンションに到着。ずんずんと部屋に向かう博治さんですが、心配になった番組スタッフが、同居している元妻の女性に許可をもらったほうがよいのでは？と声をかけます。そこで外でいったん待機。5分ほど経った頃、「OKが取れました」と、玄関から博治さんの声が。元妻のやよいさん（46歳）も、「私その番組知っています」と出迎えてくれました。
元夫婦＆17歳になるという愛犬が暮らす部屋の間取りは3LDK。成人した娘さん2人はすでに独立しています。
離婚ホヤホヤの元夫婦とは思えないお2人の雰囲気に戸惑う番組スタッフ。別居はしないかを伺うと、「ワンちゃんいるから」と、やよいさん。家を出ることを考えてはいるが、ペットを飼えるアパートは家賃が高くなるため部屋探しが大変だといいます。
さらに離婚した原因について聞いてみると...「収入の面だと思います」と話す博治さんに、「違います！」と間髪入れずにツッコむやよいさん。「違うの？」と聞き返す元夫に対し、「違います、違います」とちょっぴりきつめに言い返すやよいさん。離婚の理由は後ほど明らかになります。
まずは、お家の中を案内していただくことに。博治さんの趣味の部屋に入ると、手作りの大きなプロジェクターのスクリーンが。離婚した今でも「観る映画はほとんど一緒」と、やよいさん。
朝晩の料理以外にも「一応離婚はしているけど洗濯はしてくれる」と、家事もやよいさんが担当。2人でカラオケに行くこともあるなど、離婚した夫婦とは思えないほど。
お2人の出会いは街のたこ焼き屋さん。お店のイベントで出会って2〜3カ月ほどで結婚！「スピード結婚でした」（やよいさん）。再婚だったやよいさんには小学校3年生と4年生の娘さんが。「本当のお父さんじゃないけど、今でも相談はお父さんにする」というほど、信頼関係が築かれているといいます。
「子育ては成功したと思います」と胸を張る博治さんに、弥生さんもうんうんと相槌。では、なぜ離婚したのか...謎は深まるばかりです。
「私、正直言いますけど、結婚して半年で別れたいと思いました」と、やよいさん。価値観のずれを感じることも多かったといいます。それが原因で、喧嘩になることも...。
「（喧嘩になるとやよいさんが）キレッキレッになるんです。その調子で来られたら市役所に行ってハンコ押すしかねぇなって」と、離婚届にハンコを押した博治さんでしたが、市役所でやよいさんが「居住場所を書いてください」と言われたのを見て、「ここにしていいよって認めちゃったから一緒にいる感じ」と、同居しているいきさつを説明してくれました。
やよいさんは「離婚して県外に行こうかな」と考えたこともあったそうですが、「1人になったらこの人どうなるんだろうって最近考え始めた」といいます。実は博治さん、過去に一度大病をしたことがあったのです。離婚したとはいえ、元夫の身体を気遣うやよいさんの言葉に照れ笑いする博治さん。
さらに、やよいさんが続けます。「この人の良い所は、私が初めて結婚して熱出た時に、初めてのことでパニックになって、何か食べさせようって缶詰とか色々な物を買い物してきた。そういう優しい思いやりがある。離婚した今もたまにあるんです。結婚した時と全然変わっていないんです」。なんだかだんだんお惚気に変わっているような...。
離婚したことでしばりがなくなり、気が楽になったという2人。喧嘩もなくなったんだとか。
取材中、「第三者の方が入ってくれたことで意外な一面が見えた」と、博治さん。やよいさんの本音がわかって「ありがたい部分もあった」としんみりした表情に。そんな博治さんのリクエストで、番組スタッフも入って3人で記念撮影をすることに！ せっかくなので、お2人のツーショットも撮影しました。取材を終えたところで「何か、スッキリした...」と、今度はやよいさんが和らいだ表情に。玄関先でご挨拶した時とは、また違った素敵な笑顔で送り出してくれました。
