プレミアリーグ最終節、マンチェスター・ユナイテッドvsクリスタル・パレスが21日にオールド・トラフォードで行われ、ホームのユナイテッドが2-0で勝利した。

前節、サウサンプトンとスコアレスドローに終わり、公式戦4試合未勝利の6位ユナイテッド(勝ち点66)は、既に順位が確定していることに加え、24日に来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権が懸かるアヤックスとのヨーロッパリーグ(EL)決勝を控えるため、今季のホーム最終戦で主力を温存。父親の訃報で直近2試合を欠場したポグバやリンガード、ルーニーらを先発で起用したものの、GKジョエル・ペレイラ、ミチェル、ハロップの3人をトップチームデビューさせるなど、多くのアカデミー在籍選手をメンバーに入れた。

ユナイテッド史上最年少のスカッドで今季リーグ最終戦に臨んだユナイテッドは、左サイドを突破したファン・アーンホルトにいきなり決定機を許すが、ここはDFフォス=メンサーの対応で難を逃れた。すると、15分に早速若武者が大きな仕事を果たす。ポグバの絶妙なスルーパスに抜け出した21歳のイングランド人FWハロップはボックス左で冷静にDFのマークを外して右足のシュートを放つと、これがゴール右隅に決まり、トップチームデビュー戦でゴールを記録した。

ハロップのデビュー弾で勢いづくユナイテッドは直後の19分、中央をドリブルで持ち上がったリンガードのラストパスに反応したポグバが相手DFをモノともせず、シュートに持ち込みゴールネットを揺らした。

この2点で勝利を大きく近づけたユナイテッドは、ロングボールやザハの個人技以外に攻め手がないパレスに対して、危なげなく試合をコントロール。前半終了間際にはEL決勝を睨んでポグバ、リンガードに代えて、キャリック、マルシャルを投入した。

迎えた後半は、パレスが立ち上がりから攻勢に出るが、55分にザハの左クロスからベンテケが放ったヘディングシュートは右ポストを叩いた。

後半半ばから終盤にかけてこう着状態が続く中、一矢報いたいパレスはミリボイェビッチの直接FKなどでゴールに迫るが、ここはデビュー戦のGKペレイラが冷静なセービングで阻む。

その後、試合終了間際の88分にルーニーを下げてこれがクラブ史上最年少出場となる16歳の逸材MFアンヘル・ゴメスをピッチに送り込み、試合を締めくくったユナイテッドが、オールド・トラフォードでの今季リーグ最終戦を2-0の快勝で飾った。そして、24日に行われるアヤックスとのEL決勝に大きな弾みを付けた。