トッテナムがマンチェスター・シティに移籍したイングランド代表DFカイル・ウォーカー(27)の後釜に、ポルトのポルトガル代表DFリカルド・ペレイラ(23)をリストアップしているようだ。イギリス『ロンドン・イブニング・スタンダード』が伝えている。

トッテナムは14日、以前から流出の可能性が濃厚とみられていたウォーカーを、プレミアリーグのDF、イングランド人選手史上最高額となる最高5300万ポンド(約78億円)の移籍金でシティに放出した。

現在、チームには昨シーズン終盤にウォーカーからポジションを奪ったイングランド代表DFキーラン・トリッピアーがいるものの、新シーズンに向けてウォーカーの後釜確保が急務となっている。

『イブニング・スタンダード』の伝えるところによれば、以前からウォーカーの後釜探しに着手していたトッテナムは、ここ2シーズンに渡ってレンタル先のニースで圧巻の存在感を放っていたリカルド・ペレイラの獲得を最優先事項としているという。

母国のヴィトーリア・ギマランエスでプロキャリアをスタートしたリカルド・ペレイラは2013年にポルトに加入。その後、2015年から2シーズンに渡ってレンタルでプレーしたニースでは、公式戦57試合に出場し、2ゴール8アシストを記録。右サイドバックを主戦場に、左サイドバックやウイングバックもこなす攻撃的サイドバックは、積極的なドリブル突破や攻撃センスに加え、高い身体能力を生かした守備でも貢献できる、ウォーカーと似た特長を持つプレーヤーだ。

現在、ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の問題を抱えているポルトは、同選手の移籍金を2200万ポンド(約32億4000万円)に設定しているが、ウォーカーの移籍金を充てれば問題なく支払えるはずだ。

その一方で、トッテナムにとっての懸念材料は、先日にブラジル代表DFダニエウ・アウベスがパリ・サンジェルマンに旅立ったユベントスがリカルド・ペレイラの獲得に乗り出したことだ。今後は資金力とクラブ規模で劣勢を強いられる中、同選手の獲得レースに挑むことになる。