インターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)2017・中国ラウンドのバイエルンvsアーセナルが19日に上海スタジアムで行われた。1-1でPK戦にもつれ込んだ試合は、アーセナルが3-2で制し勝利を収めた。

大会2戦目となった一戦。[4-1-4-1]の布陣で挑むバイエルンは、GKシュターケ、4バックにフンメルス、ラフィーニャ、ベルナト、アラバ、中盤の5人はハビ・マルティネス、リベリ、トリッソ、ミュラー、そしてレアル・マドリーから新加入のハメス・ロドリゲスが並び、1トップにはレヴァンドフスキが入った。

一方、[3-4-3]のフォーメーションを敷くアーセナルは、GKチェフ、3バックには、エルネニー、ビエリク、モンレアルが並び、中盤はコラシナツ、ナイルズ、ジャカ、コクランの4人。前線にはエジル、ウェルベック、注目のラカゼットが起用された。

立ち上がりはかたい入りを見せた両チーム。そんな中9分、敵陣中央の左サイドから、ミュラーがドリブル突破を見せると、ボックス内でナイルズに倒されPKを獲得。このPKをレヴァンドフスキがきっちり決めて、バイエルンが早い時間帯に先制した。

先制を許したアーセナルも12分、左サイドのウェルベックのクロスから、ゴール前のエジルが左足ボレーで合わせるが、GKシュターケにセーブされる。21分には、バイエルンが決定機。ゴール前へのロングボールをレヴァンドフスキが頭で落とすと、これをトリッソが流し込むも、オフサイドの判定。追加点とはならなかった。

1分間のインターバルを挟んだ後の32分、ボックス手前のエジルから、ボックスに侵入したラカゼットに絶妙なスルーパス。GKとの一対一を迎えたが、GKシュターケの好セーブに遭い、アーセナルは同点に追いつくことは出来ない。

GKシュターケに負けじと、今度はGKチェフが魅せる。38分、ボックス手前左からのミュラーがシュートを放つ。このシュートがモンレアルに当たり軌道が変化したが、鋭い反応でこのボールを搔き出す。続く39分と41分にも、ミュラー、ハメス・ロドリゲスの至近距離からのシュートをチェフがブロック。ガナーズの守護神がその実力を見せつけた。

迎えた後半、両チームとも次々と選手を投入し、若手や新加入選手らを起用する。57分には交代で入ったレナト・サンチェスがボックス外からシュートを放つがDFにブロックされる。60分のアラバのボックス手前中央からのFKもGKチェフがセーブ。その後はバイエルンがボールを保持する展開が続き幾度となくゴール前まで攻め込むが、アーセナルも粘り強い守りを見せ、ゴールを死守する。

このまま終わるかに思われたが、後半アディショナルタイム4分、カウンターからイウォビが左サイドのラムジーに展開。パスを出したイウォビがゴール前に走り込むと、ラムジーのクロスを頭で合わせ、土壇場で同点に追いついた。

1-1で90分を終えた試合は延長戦を行わずにPK戦に突入。両チーム共に1人ずつ外して迎えた4人目は、先攻のバイエルのキッカーを務めたレナト・サンチェスがクロスバーを叩いてしまい失敗してしまう。後攻のアーセナルはイウォビがきっちり決め、迎えたバイエルンの5人目のキッカーはベルナト。これをGKマルティネスが見事に止め、土壇場で追いついたアーセナルがPK戦の末バイエルンを退けた。

バイエルン 1-1(2-3) アーセナル
【バイエルン】
レヴァンドフスキ(前9)【PK】
【アーセナル】
イウォビ(後49)