22日にヤンマースタジアム長居で行われた明治安田生命J1リーグ第22節のセレッソ大阪vs浦和レッズは、4-2でホームのC大阪が勝利した。

中断期間直前に行われた第18節の柏レイソル戦を2-1で勝利し、リーグ3連勝で2005年以来の首位に立ったC大阪(勝ち点38)が、アルビレックス新潟戦を2-1で勝利した8位の浦和(勝ち点29)をホームに迎えた。リーグ戦8試合無敗を継続しているC大阪は、17日に行われたStubHubワールドマッチ2017のセビージャ戦(1-3で敗北)から、先発メンバーを1人のみ変更。木本に代えてソウザを起用した。

一方、前節勝利したものの、不安定な状況が続く浦和は、15日に行われた明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017のドルトムント戦(2-3で敗北)から、先発メンバーを1人のみ変更した。武藤に代えてズラタンを起用。興梠が2シャドーの一角に下がり、ズラタンが1トップに入った。

昨シーズンのJリーグYBCルヴァンカップ王者である浦和が8月15日に行われるスルガ銀行チャンピオンシップに出場するため、先立って開催されたこの一戦。試合はアウェイの浦和がポゼッションを高めようとした矢先、C大阪があっさりと先制する。6分、ボックス右手前からソウザがクロスを試みるが、相手DFに当たってボールはボックス右へと転がる。これに反応した水沼がダイレクトで中央に折り返すと、ニアサイドに走りこんだ杉本が右足で流し込んだ。

幸先良いスタートを切ったC大阪は直後にも追加点。8分、細かいパス回しからボックス左でパスを受けた柿谷が右足でクロスを供給。これをボックス中央の杉本が頭で合わせ、ゴール左隅へと押し込んだ。

早い時間帯に2点を奪い、序盤から不安定な守備を露呈する浦和を攻め立てるC大阪は9分、柿谷のスルーパスに抜け出した杉本がボックス内でシュート。これは右ポストに嫌われる。さらに13分、セカンドボールをボックス手前で拾ったマテイ・ヨニッチがボックス内へボールを流すと、走りこんだ水沼がゴールネットを揺らす。しかし、今度はオフサイドの判定が下され、追加点とはならない。

ここまで簡単にボックス内への侵攻を許してしまった浦和も徐々に落ち着きを取り戻し、攻勢へと転じる。すると18分、ボックス右手前の森脇がファーサイドにクロスを供給。これをラファエル・シルバが頭で落とし、中央の興梠が左足で合わせる。これはGKキム・ジンヒョンに弾かれるも、こぼれ球をズラタンがプッシュした。

1点を返されたC大阪はすぐさま応戦。27分、山口が敵陣中央で興梠からボールを奪うと、ボックス手前やや右まで運んで右足を振り抜いてゴール左隅へと突き刺さった。さらに35分、右サイド敵陣深い位置から水沼がクロス。これをファーサイドに走りこんだ丸橋が胸で収め、左足で追加点を奪った。

前半だけで4得点を奪われた浦和は43分、ボックス手前でパスを受けたラファエル・シルバが対峙した相手DFをかわし、抑えの効いた右足のシュートで点差を2に縮める。

4-2でC大阪がリードして試合を折り返すと後半、2点を追う浦和がボールを保持して相手ゴールへと迫る。51分、後半から投入された駒井が右サイド敵陣深い位置からクロス。これをファーサイドのラファエル・シルバが胸でワントラップし、右足でシュートを放つもGKキム・ジンヒョンの正面に飛んでしまう。

浦和はその後もサイドから執拗にボックス内へと放り込み、相手ゴールに迫るが、C大阪ディフェンスにことごとく跳ね返されてしまう。85分には柏木の右CKに途中出場の那須が頭で合わせるも、枠の上を逸れた。

浦和は最後まで猛攻を仕掛けたが、守備に徹したC大阪を最後まで脅かすことができず、そのまま試合終了。前半だけで4ゴールを奪ったC大阪がリーグ戦4連勝を飾った。