23日、明治安田生命J2リーグ第24節の2位アビスパ福岡(勝ち点46)と4位徳島ヴォルティス(勝ち点40)の上位対決がレベルファイブスタジアムで行われ、1-0で徳島が勝利した。

福島は現在2位に位置しているものの、今節既にモンテディオ山形に敗北した首位の湘南ベルマーレ(勝ち点47)との勝ち点差はわずかに「1」と、勝てば首位に浮上する。対する徳島は次節に湘南との試合が控えており、この2連戦に勝利し、1位、2位に土をつけることができれば、優勝に向けて大きな後押しを得ることとなる。両クラブともにリーグ戦の正念場といえる一戦となった。

試合前半は拮抗した展開となった。5分、福岡が右サイド深い位置で獲得したFKからウェリントンがヘディングシュートで徳島ゴールへ迫ると、13分には徳島の馬渡が敵陣中央で得たFKから直接狙うなど、お互いにチャンスが訪れる。

26分には、駒野が質の高いグラウンダーのクロスを供給。松田が走り込んでおり、触れていれば1点というシーンだったがDFにクリアされた。徳島がパスを細かく繋ぎ試合の主導権を握ろうとするが、福岡は堅守を軸にカウンターを繰り出した。

一進一退の攻防が続く試合は、スコアレスのまま後半を迎えた。後半に入ると得点を渇望する両チームの戦いは白熱し、カウンターの応酬が続いた。試合が動いたのは66分。杉本がドリブルを仕掛けてボックス内へ侵攻すると、相手DFは身体を当てながら対応。杉本が倒されながらもキープすると、混戦となったが、島屋がボールを拾い角度のないところからシュートを放つ。これがネットに突き刺さり、徳島の貴重な先制弾となった。

得点後、無理をする必要のない徳島はDFを経由しつつボールを回し、時計の針を進める。福岡の猛攻は叶わず。試合はこのまま終了し、勝利した徳島(勝ち点43)は3位に浮上した。福岡(勝ち点46)は順位こそ2位と変動しないものの、首位へ躍り出るチャンスを逸する痛い敗戦となった。