明治安田生命J3リーグ第18節の4試合が23日に各地で行われた。

首位の秋田(勝ち点37)と3位の沼津(勝ち点31)が激突した上位対決は、2-0で沼津が勝利した。

首位に君臨している秋田は前節、下位に沈んでいるG大阪U-23との試合に1-2で敗北。昨シーズンから続いていたJ3無敗記録は、18試合で打ち止めとなった。対する沼津は、直近のリーグ戦4試合で負けなし。秋田との勝ち点差は「6」と、この試合の結果で順位が入れ替わることはないが、“首位崩し”のきっかけを掴むためには負けられない対決となった。

試合は序盤からスピーディーな応酬が続く中、秋田が惜しいシーンを作り出す。7分に秋田の前山がポストプレーで上手く田中智大へ落とすと、そのままボックス手前から右足を振り抜いた。シュートは枠を外れたが、2試合連続得点中の田中智大が調子の良さを窺わせた。18分にも秋田FKからボックス内へボールが上がると、得点とはならなかったが、合わせていれば1点という絶妙なタイミングで田中智大が飛び込みをみせた。その後も、秋田がミドルシュートを多用しつつ攻撃的にプレーし、試合の主導権を握った。

それでも、25分に沼津がカウンターの場面で薗田、中村と繋ぎ前線へ走り込む染矢へのスルーパスが通る。ボックス内まで運びGKとの一対一まで持ち込んだが、シュートはGKに阻まれた。35分には、左サイドでスローインを受けた薗田が独力でボックス内まで持ち込みシュートを放つ。これは枠を外れたが、得点ランキングトップタイに位置している実力の片鱗を見せた。

折り返して後半に入ると、沼津が前線へ上がる人数を増やし攻勢をかける。49分には、薗田がボックス手前でボールをキープし、巧みな反転からシュートを放ったが枠を外れた。前半とは変わり沼津がボールを保持する展開が増えつつある53分、秋田カウンターから前山のクロスが上がると、ボックス手前中央で待つ前山の元へ。しかし、フリーで放ったシュートは枠を外れた。高くなったディフェンスラインの裏へのパスを秋田が多用し始めると、沼津は再び自陣低めに引いて対応した。

すると71分、沼津が先制に成功する。カウンターの場面、薗田がドリブルで運び、ボックス手前へパスを送る。ボールを受けた小牧がDFをかわしてボックス内へ進入し、丁寧なシュートをゴールへ流し込んだ。直後の76分にも、小牧が相手のミスを見逃さずにボールを奪い、そのまま1人でボックス内まで持ち上がり追加点を決めてみせた。

試合はこのまま終了。この結果、順位は変動しないものの首位秋田(勝ち点37)と3位沼津(勝ち点34)との勝ち点差は「3」に縮んだ。また、秋田は無敗記録を崩された前節のG大阪U-23戦での敗北に続き今季初の連敗を喫し、不安を抱えた状態でリーグ中断期間へ突入することとなった。

7/23(日)
ブラウブリッツ秋田 0-2 アスルクラロ沼津
グルージャ盛岡 1-2 ガイナーレ鳥取
AC長野パルセイロ 1-0 FC琉球
セレッソ大阪U-23 1-3 鹿児島ユナイテッドFC

7/22(土)
藤枝MYFC 2-0 福島ユナイテッドFC
FC東京U-23 1-2 ギラヴァンツ北九州
栃木SC 1-0 SC相模原
ガンバ大阪U-23 0-2 カターレ富山