明治安田生命J1リーグ第19節、鹿島アントラーズvsヴァンフォーレ甲府が、29日に県立カシマサッカースタジアムで行われ、3-0で鹿島が勝利した。

3週間ぶりの再開となったJ1リーグ。前節のFC東京戦では2-2で引き分けたものの、J1中断期間中に行われた天皇杯3回戦のモンテディオ山形戦とJリーグワールドチャレンジでのセビージャ戦で連勝を飾った2位の鹿島(勝ち点37)。今節はそのセビージャ戦から、伊東とペドロ・ジュニオールを代えて、山本脩と土居が入った。また、セビージャ戦2ゴールの鈴木はベンチスタートとなった。

一方ここまで苦しい戦いが続く15位の甲府(勝ち点16)は、最後に勝ったのは5月のYBCルヴァンカップのアルビレックス戦と、長い間勝利から見放されている。その甲府は前節のジュビロ磐田戦から畑尾、小椋、ドゥドゥを代えて、山本英、兵働、堀米を起用し、約2か月ぶりの白星を目指す。

試合開始直後に、好調の鹿島が決定機を作る。3分、土居のスルーパスからレアンドロがゴール前に抜け出すが、甲府GK岡の鋭い飛び出しによってチャンスを潰される。直後にもレアンドロが右足でゴール右上隅を狙うが枠を捉えきれず。

その後も鹿島ペースで試合は進む。30分、右サイド深くまで侵入した西のクロスに土居が頭で合わせにいくが、GK岡にパンチングで弾かれシュートに持ち込めない。

前半を通してボールを支配する鹿島は42分にもチャンスを迎える。ボックス右でDFをかわした土居がマイナスのクロスを上げる。それをDFの山本脩が打点の高いヘディングで合わせるが、シュートはクロスバーを叩いた。

両チーム無得点のまま迎えた後半開始早々、鹿島が先制する。46分、三竿の縦パスを受けた神崎が、ボックス左手前の位置でレアンドロとのワンツーでボックスに侵入すると、そのまま左足で流し込んでネットを揺らした。

追加点を狙いに行く鹿島は、57分に土居に代えて鈴木を投入。するとこの交代が功を奏す。62分、敵陣中央からの鈴木の浮き球のパスに反応した金崎がボックス左に侵入。そこからゴール前にクロスを上げると、パスを出した後に全力でゴール前に走り込んだ鈴木が押し込んで鹿島に2点目をもたらした。

試合も残り10分を切った81分、レオ・シルバのスルーパスに、オフサイドラインギリギリで抜け出したレアンドロがシュートを放つがGKに阻まれる。甲府もサイドから攻撃で鹿島ゴールに迫るが、GK曽々端を脅かすまでには至らない。

終始攻め続けた鹿島は、試合終了間際の90分にも、レアンドロのスルーパスから金崎に代わって入った安部がプロ初ゴールを決めて3点目。試合はこのまま終了。3得点を奪った鹿島が甲府に快勝を収めリーグ戦2試合ぶりの白星を得た。