明治安田生命J1リーグ第19節、川崎フロンターレvsジュビロ磐田が29日、等々力陸上競技場で行われ、5-2で磐田が勝利した。

ここまで10勝5分け3敗で3位につける川崎F(勝ち点35)が、9勝4分け5敗で7位につける磐田をホームに迎えた。公式戦7戦無敗の好調で中断期間を迎えた川崎Fは、8日に行われた前節のサガン鳥栖戦から先発メンバーを2人変更。三好と家長に代えて、登里と中村憲を起用した。

一方、公式戦7連勝中と勢いに乗っている磐田は、前節のヴァンフォーレ甲府戦と同様のメンバーを起用した。

好調同士の試合は立ち上がり、高い位置からのプレスで川崎Fにボールを持たせない磐田が先制する。8分、ボックス手前やや右で中村俊からのパスを受けた川又が左足ヒールで流すと、ボックス右に走り込んだ川辺が右足を振り抜いてゴールに突き刺した。

出鼻をくじかれた川崎Fだったが、すぐさま反撃。12分、中村憲の左CKをボックス中央でエドゥアルドが頭で合わせる。一度は、GKカミンスキーに防がれるも、エドゥアルド・ネットがこぼれ球を押し込んだ。

早い時間帯に1点ずつを取り合った両者は、球際の激しい展開となる。そうした中、セットプレーから磐田が勝ち越しに成功する。24分、中村俊の左CKを櫻内が競り勝ち、ゴール右隅へと流し込んだ。

勝ち越しを許した川崎Fは30分、中村憲からの右CKをエウシーニョがヘディングシュート。ゴール前右にこぼれたボールに谷口が倒れながら右足を合わせるが、右ポストに嫌われる。さらに39分、大島のパスを敵陣中央左で受けた車屋がアーリークロス。これをファーサイドの小林が頭で合わせるも、右ポストを逸れた。

粘り強く攻める川崎Fは44分、敵陣中央でセカンドボールを拾った小林が最終ラインの裏へスルーパス。これに抜け出した阿部がボックス右からシュートを放ったが、GKカミンスキーに阻まれた。

2-1で磐田がリードして迎えた後半、1点を追う川崎Fが攻勢を強める。しかし、前がかりになったところを磐田がカウンターから追加点を奪う。55分、ハーフウェイライン付近で縦パスを受けた川又がキープから最終ラインの裏へスルーパス。これを受けた川辺がドリブルでそのままボックス右へと侵攻し、右足を振り抜いて、GKチョン・ソンリョンの股を射抜いた。

リードを広げた磐田はさらに59分、敵陣でパスを奪った川又がボックス手前からシュート。これは相手DFに阻まれるも、このプレーでGKチョン・ソンリョンが態勢を崩す。これを見逃さなかったアダイウトンがボックス左手前に転がったボールを冷静に流し込んだ。

61分にも川又に追加点を奪われ、5-1と大量リードを許してしまった川崎Fは猛攻を仕掛けるも、なかなかゴールを奪うことができない。それでも川崎Fは82分、エウシーニョのクロスのこぼれ球に反応した途中出場の森本が一点を返したが、反撃はここまで。大量5ゴールで川崎Fを粉砕した磐田がリーグ戦6連勝を飾った。