29日に市立吹田サッカースタジアムで行われた明治安田生命J1リーグ第19節のガンバ大阪(勝ち点32)vsセレッソ大阪(同41)は、ホームのG大阪が3-1で勝利した。

2連敗中で6位のG大阪は、アデミウソンをベンチに置き、今夏加入のファン・ウィジョを即先発起用。そのほか、コンディション不良の遠藤に代わり、藤本淳吾がスターティングメンバー入りを果たした。一方、4連勝中で首位のC大阪は、直近の浦和レッズ戦から負傷欠場の山下に代えて、木本のみを入れ替えるにとどめた。

市立吹田サッカースタジアム初開催の大阪ダービーは、序盤から主導権争いに。その中、G大阪がセットプレーを機に新加入のファン・ウィジョや井手口がゴールを強襲すれば、対するC大阪も山口や水沼のシュートで反撃。互いに一歩も引かず、鋭い攻守の切り替えからシュートを放ち合う攻防戦となる。

しかし、互いにタイトなディフェンスで攻めの形を許さなかったことで、試合は徐々にトーンダウン。その中、中盤でのボール回収率で押し込み始めたC大阪だが、攻めきれず、対するG大阪も攻め手を探る状況が続く。結局、堅い展開のまま前半終了。両チーム共に決め手を欠き、ハーフタイムを迎えた。

しかし、試合は後半開始早々に動く。51分、山村が後方からのロングボールを頭でフリックすると、ファビオのクリアミスも重なり、ボールがバイタルエリア中央にいた杉本の下へ。そのまま対面の藤春をドリブルで振り切った杉本がボックス左からシュートを決め切り、C大阪が先制に成功する。

しかし、G大阪は65分、左サイドを駆け上がった藤春が左足でクロスを供給。これにファン・ウィジョが頭で合わせると、ボールの勢いがGKキム・ジンヒョンの手を弾き、スコアをタイに戻した。

さらに、藤本淳吾に代えてアデミウソンを送り込んだG大阪は、勢いが加速。77分に井手口の左CKからニアサイドの三浦がヘディングシュートを突き刺すと、続く86分にカウンターからアデミウソンが試合を決定付ける3点目を挙げた。

結局、試合は3-1で終了。史上最多3万6000人超えのファンを集めた通算34度目の大阪ダービーは、プライドを示したG大阪に軍配。連敗を「2」で止めた。対するC大阪は、第10節の柏レイソル戦以来となる黒星を喫した。