エミレーツカップ2017のアーセナルvsセビージャが30日に行われ、セビージャが2-1で勝利した。

前日に行われた試合でそれぞれベンフィカ、RBライプツィヒに勝利した両者による一戦。アーセナルは前日の試合と同様に[3-4-3]の布陣を採用。GKにチェフ、3バックにエルネニー、コシエルニー、モンレアル。中盤はウイングバックにベジェリンとチェンバレン、中央にラムジーとウィルロック、3トップにはウェルベック、ラカゼット、エジルが入った。

一方のセビージャは、[4-3-3]の布陣を採用。GKにソリア、4バックはカリソ、パレハ、メルカド、エスクデロ。中盤はエンゾンジがアンカーに入り、インサイドハーフにバネガとクローン=デリ、3トップはベン・イェデル、ノリート、コレアが並んだ。

試合は開始早々にアーセナルが決定機を得る。4分、チェンバレンの左CKをゴール前でフリーのコシエルニーが頭で合わすが、ここはGKソリアの好守に阻まれた。

一方、後方から丁寧に繋いで反撃を試みるセビージャは15分、バネガからの絶妙なスルーパスに抜け出したイェデルがボックス内でシュートを放つが、このシュートは右ポストを叩きアーセナル同様に最初の決定機を逸した。

時間の経過とともに押し気味に試合を運ぶアーセナルは、チェンバレンとベジェリンの両ウイングバックを起点としたサイドアタックから次々に決定的な場面を創出。22分には左サイド深くでチェンバレンが折り返したボールをファーでフリーのベジェリンがダイレクトボレーで合わすが、これは枠の上に外れる。続く29分には左サイドを突破したウェルベックがボックス内に侵入してシュートを放つが、これも枠の左に外れた。

その後もアーセナルペースで試合が進んだ中、前半終了間際にはセビージャに絶好の先制機。後方からのフィードに完璧に抜け出したノリートが、ボックス左まで運んで逆サイドを併走していたフリーの味方に折り返すが、ここは必死の戻りを見せたDFコシエルニーの好クリアに防がれ、前半はゴールレスで終了した。
互いに若干のメンバー変更を行って臨んだ後半、セビージャが開始早々にゴールをこじ開ける。49分、イェデルとのパス交換でオフサイドラインをかい潜ったコレアがゴール前でGKとの一対一を制した。

一方、ジャカを投入して攻勢を強めるアーセナルは62分、右サイドでDFを突破したチェンバレンがボックス右でマイナスに折り返すと、ニアでダイレクトシュートを試みたウェルベックがミートし切れなかったボールがファーでフリーのラカゼットへの最高のラストパスとなり、これをラカゼットが難なく流し込み、同点に追いついた。

1-1のイーブンに戻った試合は互いに積極的に交代カードを切ったこともあり、より拮抗した展開に。それでも69分、左サイドのラングレから横パスを受けたエンゾンジが見事な左足のコントロールシュートをゴール右隅に流し込み、セビージャが勝ち越しに成功した。

試合終盤にかけてイウォビ、ウォルコットとフレッシュなアタッカーをピッチに送り込んだアーセナルはここから猛攻に出る。だが、86分にボックス手前でラムジーが放ったミドルシュートはわずかに枠の右に外れ、最後まで追いつくことはできず。セビージャが、アーセナルとの接戦を2-1で制した。

なお、アーセナル、セビージャ、ライプツィヒ、ベンフィカの4チームが2日で2試合ずつを戦う変則な形で行われた今大会は勝利で勝ち点3、引き分けで勝ち点1、敗戦で勝ち点0という通常の勝ち点換算に加え、1ゴールに付き勝ち点1が与えられる特殊なレギュレーションとなっており、最終的にアーセナルとセビージャが勝ち点9と得失点差で並ぶも、総得点で上回ったアーセナルの優勝で幕を閉じた。

アーセナル 1-2 セビージャ
【アーセナル】
ラカゼット(後17)
【セビージャ】
コレア(後4)
エンゾンジ(後24)

◆エミレーツカップ2017最終順位
(試合、勝利、ドロー、敗戦、総得点、得失点差、勝ち点)
1.アーセナル (2 1 0 1 6 4 +2 9)
2.セビージャ (2 2 0 0 3 1 +2 9)
3.RBライプツィヒ (2 1 0 1 2 1 +1 5)
4.ベンフィカ (2 0 0 2 2 7 -5 2)