なでしこジャパンは日本時間31日、アメリカで行われている『トーナメント・オブ・ネーションズ2017』の第2戦でオーストラリア女子代表と対戦し、2-4で敗戦した。

初戦のブラジル女子代表戦を1-1のドローで終えたなでしこは、その試合からスタメンを7人変更。ブラジル戦に続きフラットな[4-4-2]の布陣を採用したなでしこは、GKに池田。最終ラインは右から高木、市瀬、坂本、北川と並べ、中盤は右から中島、隅田、猶本、中里。2トップには田中と横山を起用した。

試合は開始早々になでしこがミスからピンチを招く。1分、バックパスを受けたGK池田が中途半端なクリアを自陣で相手に奪われると、ゴリーのスルーパスをボックス右で受けたバン=エグモンドにシュートを許すが、これはDF坂本のブロックでCKへ逃れた。

立ち上がりのピンチを凌いだなでしこだが、積極的なプレスからチャンスを迎える。6分、前線からハイプレスをかけた田中が中盤でボールを奪うと、ショートカウンターからシュート。これは飛び出した相手GKに弾かれてCKを獲得。ショートコーナーから横山の左クロスをニアで市瀬がフリックすると、これをゴール前の田中が体で押し込んだ。

幸先良く先制したなでしこだったが、一瞬の隙からオーストラリアに同点を許す。11分、最終ラインからのロングパスで右サイドのスペースに抜け出したラソがボックス右まで侵攻し、折り返しを供給。これを中央に走り込んだカーに流し込まれた。

同点とされたなでしこは16分、ミスから逆転を許してしまう。最終ラインでボールを受けた坂本がハイプレスを仕掛けたカーにボールを奪われると、そのままゴール前まで持ち込まれ、シュートをゴールに決められた。

その後もなでしこは、オーストラリアのスピーディなカウンターに苦しめられる。すると43分、オーストラリア陣内まで攻め込んだなでしこだったが、相手DFにボールを奪われるとロングカウンターを受ける。ロングフィードを前線で競り合ったカーが市瀬に競り勝つと、DFの裏に抜け出したカーがゴール前まで持ち上がり、右足のシュートでネットを揺らした。

2点を追うなでしこは、ハーフタイムで猶本、高木、坂本を下げて長谷川、大矢、宇津木をピッチに送り出した。すると開始早々の47分、中島が強烈なミドルシュートでオーストラリアゴールを脅かす。

後半も守備の時間が続くなでしこは、55分に疲れの見えた横山を下げて籾木を投入。すると60分に決定機。籾木のパスで左サイドを突破した長谷川のクロスをファーサイドから走り込んだ中島がジャンピングボレーで合わせたが、これはジャストミートできず。

チャンスを逃したなでしこは62分、相手CKの際にボックス内で長谷川のハンドを取られ、PKを献上。これをバン=エグモンドに決められ、リードを3点差に広げられた。

なでしこはその後、79分に中島を下げて櫨を、83分に北川に代えて万屋をピッチに送り出す。すると、後半アディショナル2分に細かなパスワークから籾木が2戦連続となるゴールを奪ったが、反撃はここまで。

先制しながらも4ゴールを奪われたなでしこがオーストラリアに完敗。なお、なでしこは8月4日に行われる第3戦でアメリカ女子代表と対戦する。

なでしこジャパン 2-4 オーストラリア女子代表
【なでしこジャパン】
田中美南(前6)
籾木結花(後47)
【オーストラリア女子代表】
カー(前11)
カー(前20)
カー(前43)
バン=エグモンド(後17[PK])