日本サッカー協会(JFA)は1日、第14回日本サッカー殿堂に元日本代表監督の加茂周氏、今井恭司氏を掲額することを発表した。今回の2名を加え、日本サッカー殿堂に掲額される方の総数は75名と1チームとなった。

また、今回は投票選考を行ったものの、75%以上の得票を得る候補者がいなかったとのことだ。候補には元日本代表の加藤久氏やラモス瑠偉氏らが挙がっていたが、得票が足りなかった。今回掲額される2名の経歴は以下の通り。

■特別選考(2名)
加茂周(かもしゅう)
[1939年生]
1974年に日産自動車(現在の横浜F・マリノス)の監督に就任し、神奈川県リーグ1部から日本チャンピオンにまでチームを育て上げ、1988/89 年シーズンには日本サッカーリーグ、JSLカップ、天皇杯優勝の三冠を達成した。

その後も、日本代表やJクラブの監督を歴任した。チームを数多くのタイトルに導くと同時に、チームづくりにおいても手腕を発揮し、「チームマネジメント」の重要性を日本サッカー界に浸透させた。日本人指導者初の「プロサッカー監督」として、「世界に通じるサッカー」を模索しながら、長きにわたり第一線で活躍した。1939年生まれ。

今井恭司(いまいきょうじ)
[1946年生]
1972年に行われた、元ブラジル代表のペレを擁するサントスFCと日本代表の試合を撮影したことをきっかけに、フリーランスとして日本代表戦や国内リーグ戦などサッカーの試合写真を撮り、『サッカー・マガジン』(ベースボール・マガジン社)をはじめとした数々のメディアにおいてサッカーの魅力を伝え続けてきた。日本のサッカーカメラマンの草分けであり、同時に第一人者である。

約半世紀にわたり、「写真」という分野を通じて日本代表をはじめとした日本のトップチームとファンをつなぎ、サッカー界の発展に寄与した功績は大きい。1946年生まれ。

■投票選考(該当者なし)
・加藤久(111票/得票率 74.0%)
・ラモス瑠偉(85票/得票率 56.7%)
・碓井博行(34票/得票率 22.7%)
・前田秀樹(23票/得票率 15.3%)
・田口光久(13票/得票率 8.7%)
・渡辺三男(12票/得票率 8.0%)
・白票22票 14.7%

有効投票者総数 150人(満票 150票、2票/1人)
投票依頼数 201人(投票率 74.6%)