リーグ・アン開幕節の3試合が6日に行われた。

ビエルサとラニエリという名将を新監督に招へいしたリールvsナントは、ビエルサ率いるリールが3-0で快勝した。

共に新指揮官の就任に加え、大幅なメンバーの入れ替えの影響もあり、前半は互いに決め手を欠きゴールレスで終了する。しかし、後半立ち上がりの48分にリールは、ボックス手前でクリアボールを拾ったフニオール・アロンソが強烈な左足のミドルシュートをゴール右隅に突き刺し、先制点を挙げる。

先制して勢いに乗るリールは67分、右サイド深くに侵攻したマルキュイがボックス内でDFに倒されてPK獲得。これをキッカーのドゥ・プルヴィルが冷静に決め、追加点を奪取。さらに、70分には左サイドを深くえぐったクアメからの折り返しを、ファーに走り込んだエル・ガジ(写真後列中央)が冷静にダイレクトで流し込み、試合を決定付ける3点目を奪った。なお、アヤックス出身のエル・ガジがゴールセレブレーションで、先月試合中に倒れて永久的な脳損傷を負った元同僚MFアブデラク・ヌーリへのサポートを示すTシャツを披露するエモーショナルな場面もあった。その後、今夏の補強の目玉であるMFチアゴ・マイアをデビューさせたリールが、新指揮官対決で快勝した。

また、日本代表DF酒井宏樹が所属するマルセイユはホームでディジョンと対戦し、3-0で快勝した。酒井はフル出場した。

ヨーロッパリーグ予備予選3回戦でオーステンデを破ったマルセイユは、その試合から中2日でリーグ開幕戦に臨んだ。注目の先発メンバーでは、パイエやトヴァン、酒井といった昨季主力に加え、今夏加入したGKマンダンダやルイス・グスタボ、ジェルマン、ラミらセンターラインの選手がデビューを飾った。

マルセイユの攻勢が予想された試合だったが、連戦の疲労を抱えるホームチームは序盤から出足鋭いディジョンの攻勢に晒される。とりわけ、スリティやハダディの左サイドの攻撃に手を焼き、右サイドバックの酒井は守備に奔走する。だが、サイードやジャンノのシュートは枠を捉え切れず、前半はゴールレスで終了した。

迎えた後半、マルセイユはハムストリングに軽度の問題を抱えていたパイエを下げてハーフタイム明けにエンジエを投入すると、この交代が試合の流れを変える。51分、相手陣内で見事なルーレットを見せたグスタボから右サイドのジェルマンにパスが通ると、ジェルマンがすかさず低いクロスを供給。これをエンジエがダイビングヘッドで流し込み、後半立ち上がりに先制点を奪う。

勢い付くマルセイユは54分、ジェルマンのパスに抜け出したトヴァンがボックス内の密集から技ありの左足シュートを流し込み、追加点を奪取。その後は酒井とトヴァンの右サイドが高い位置を取って相手を押し込むなど、完全にディジョンを圧倒。72分には左サイドから切り込んだエンジエがDF3枚をかわして右足を振り抜くと、相手DFにディフレクトして浮いたボールがGKの頭上を破り、試合を決める3点目が入った。エンジエの投入で流れを変えたマルセイユが、ホームでの開幕戦を大勝で飾った。

また、同日行われたアンジェvsボルドーは2-2のドローに終わった。

リール 3-0 ナント
アンジェ 2-2 ボルドー
マルセイユ 3-0 ディジョン