オランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイク(26)は7日、所属するサウサンプトンに対してトランスファーリクエストを提出した。

ファン・ダイクは、マネジメント会社を通じて以下のような公式声明を発表した。

「残念なことに、私は本日サウサンプトン・フットボール・クラブに対して、トランスファーリクエストを提出したことをここに認めます」

「2週間の給与にあたる罰金を強要するクラブの意向に対して、残念ながら私にはこういった選択肢しか残っていなかった。私はクラブが正しい懲戒プロトコルを取っておらず、そのことを不公正だと感じ、上訴する準備も進めている」

「過去6カ月の間、私はこのクラブを去り、新たな挑戦をしたいという意向を伝えるため、クラブ幹部、(前指揮官の)クロード・ピュエル、(新指揮官の)マウリシオ・ペジェグリーノと多くの話し合いを行ってきた」

「私は信じられないほど野心的な人間であり、プロフットボーラーという短いキャリアの中で自分のポテンシャルを最大限に生かして、できる限りのことを成し遂げたいと思っている」

「私は再びヨーロッパのフットボールでプレーしたいと思っているし、多くの栄光を掴みたい。私はサウサンプトンにトップクラブからのオファーに関して考慮し、旅立つことを認めてほしい」

「私を売却不可と設定し、複数クラブからのオファーを一貫して撥ねつけているクラブのスタンスに失望している」

「負傷してプレーできない期間を通じて、多くの可能性を考慮して、自分にとって最も重要なことは大きなチャンスを掴むことだと実感している」

「これまで一貫して自分の気持ちをサウサンプトンのリーダーたちと話し合い、それはプライベートなものであり、個人的な会話だと信じていた。しかし、残念なことにこれらの会話の幾つかの内容がメディアに漏れていた」

「同様に、私はこのクラブでのトレーニングを一度も拒否したことがないことを明確にしたい。私は自分の考えに関して尋ねられたとき、それを包み隠さず正直に伝えたつもりだ」

「ただ、これらの会話の後、監督はサウサンプトンに100パーセントを注ぐつもりがあるプレーヤーだけを求めていると説明し、私はトップチームと分かれてトレーニングをすることになった」

「私はプロとしての誇りに関して、トレーニングを拒否したという、いわれのない指摘によって侮辱を受けたと感じている。そして、真実を指摘することが重要だと思っている」

時に痛烈な表現でサウサンプトンの姿勢を非難したファン・ダイクの今夏の移籍は避けられない情勢だ。なお、同選手にはチェルシーやマンチェスター・シティ、アーセナル、リバプールなど国内のビッグクラブが獲得に関心を示している。

2015年にセルティックからサウサンプトン入りしたファン・ダイクは昨シーズン、負傷もありながら公式戦30試合に出場。圧倒的なフィジカルを生かした対人対応や読みを利かせたカバーリングに加え、足下の技術にも優れ、プレミアリーグ屈指のセンターバックと評されている。