かつてリバプールやイングランド代表で活躍したジェイミー・キャラガー氏が、チェルシーのアントニオ・コンテ監督の退任を予想している。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じた。

コンテ監督は昨シーズンにチェルシーの指揮官に就任し、プレミアリーグ挑戦初年度でリーグ優勝を達成するなど手腕を発揮した。

新シーズンはチャンピオンズリーグでの戦いもあり、クラブはドイツ代表DFアントニオ・リュディガー、フランス代表MFティエムエ・バカヨコ、スペイン代表FWアルバロ・モラタを獲得した。しかしコンテ監督は、補強に満足しておらずさらなる選手の獲得を望んでいるとされている。

現在、『スカイ・スポーツ』で解説を務めるキャラガー氏は、クラブの対応に不満を持っているコンテ氏が1年以内に退任するだろうと予想した。

「12カ月後にも彼が残っていたら驚きだね。私が思うに、コンテは上の人(オーナー)に合わせるようなタイプではない。このままでは彼も黙ってはいないだろう。このままなら出ていくこともあり得ると思う」

また、キャラガー氏はチェルシーのオーナーであるロマン・アブラモビッチ氏についても言及。アブラモビッチ氏がオーナーになった2003年から何度も指揮官が変わっていることについては次のように述べた。

「チェルシーにはとても冷酷なビジネス・モデルが存在している。他のクラブ程、監督を評価していない。その点ではマドリーに似ている。彼は、最高の指揮官と言われる人たちでさえ、クビにすることを何とも思わない」

「ただ、誰もその行いに文句は言えないのだ。なぜなら、アブラモビッチになってから彼らは多くのトロフィーを獲得している。だからこそコンテにとっては欲求不満だと思う。彼はもっと多くの選手が欲しいと思っているからだ」

さらにキャラガー氏は、セルビア代表MFネマニャ・マティッチの放出がコンテ監督とアブラモビッチ氏の考え方の違いを表していると語った。

「マティッチに関する取引が一つの良い例だ。監督ならば、ライバルチームに移籍させるはずがない。しかし『29歳の選手に4500万ポンド(約64億9800万円)を支払うクラブがある。我々にとってはほぼ同額で22歳の選手を獲得できたことになる』と考えているだろう。これが彼らのビジネス・モデルの1つでもある」

「彼らがモウリーニョに何をした? アンチェロッティに何をしたんだ? そういうこともあり、コンテが12カ月後も残っていたら驚きだ」