Jリーグは8日、7月1日に行われた明治安田生命J1リーグ第17節の浦和レッズvsサンフレッチェ広島において、浦和のMF関根貴大が92分に決めたゴールを7月度の月間ベストゴールに選出した。関根は初受賞となる。

この試合に先発出場した関根は、3-3で迎えた92分、左サイドでボールを持つと、得意のドリブルを仕掛ける。立ちはだかる広島DF5人を抜き去ると、最後はボックス内右からシュート。ニアサイドを抜いたシュートが決まり、逆転に成功。5試合ぶりの勝利に貢献していた。

関根は、Jリーグ公式サイトに次のようにコメントを寄せている。

「このたびは、月間ベストゴールに選出いただき、ありがとうございます。広島戦のあのシーンは時間帯、スコア的にも行くしかなかったですし、自分の持っているモノを出し切ろうとチャレンジしました。その中で頭は冷静に、相手の動きを見て、かわしながら、最後は気持ちでねじ込みました。明日の甲府戦が移籍前の最後の試合になりますが、勝利できるように全力をつくしますので応援よろしくお願いします」

また、月間ベストゴールの選考委員会は以下のように総評を下している。

●マラドーナを思わせるドリブルからのゴール
「自陣からドリブルで持ち込み、相手守備陣をかわして決めた、まるでマラドーナのプレーを見ているようなゴールだった。ドリブルで前線に上がり、敵陣内では緩急を付けたフェイントで相手守備陣を翻弄。守備のタイミングを微妙に外すプレーで相手の動きを誘い、最後は角度のないところから右足を振りぬいた。高いテクニックだけでなく、同点、アディショナルタイムという状況の中で「ビッグプレー」を披露し、試合を決定づけたことにも評価が集まった」

なお、7月度のノミネートゴールは以下のとおり。

第17節:関根貴大(浦和レッズ)
7月1日 vsサンフレッチェ広島/92分

第18節:福森晃斗(北海道コンサドーレ札幌)
7月8日 vs大宮アルディージャ/96分

第19節:川辺駿(ジュビロ磐田)
7月29日 vs川崎フロンターレ/55分

第19節:ルーカス・ポドルスキ(ヴィッセル神戸)
7月29日 vs大宮アルディージャ/49分

第19節:趙東建(サガン鳥栖)
7月30日 vsサンフレッチェ広島/75分

●ベストゴール以外で特筆すべきゴール
「第19節のルーカス ポドルスキ選手(神戸)のゴール(49分/vs大宮)は、まさにワールドクラスのゴールだった。ゴールを背に振り向きざまという難しい状況においても決めきるのは常にゴールのイメージがある証拠。注目のJリーグデビューで世界のストライカーの存在感を示した」

「同じく第19節の趙 東建選手(鳥栖)のゴール(75分/vs広島)は、50m以上の超ロングシュート。ボールを奪った瞬間にハーフウェイラインの手前からキーパーを目視で確認。視野の広さ、あのタイミングでシュートを放つという判断の良さ、キックの精度と、全てが高評価だった」