9日に明治安田生命J1リーグ第21節のヴァンフォーレ甲府vs浦和レッズが、山梨中銀スタジアムで行われ、1-0で浦和が勝利した。

ここまで4勝7分け9敗で14位につける甲府が、9勝3分け9敗で8位につける浦和をホームに迎えた。前節のガンバ大阪戦に1-0で勝利し、11試合ぶりの白星を飾った甲府は、その一戦と同様のメンバーでこの試合に臨んだ。

一方、前節の大宮アルディージャとのダービーマッチを2-2のドローで終え、3試合白星がない浦和は、その一戦から先発メンバーを2人変更。宇賀神とズラタンに代えてラファエル・シルバと出場停止明けの槙野を起用した。また、6日にドイツ2部のインゴルシュタットへの移籍が発表され、この一戦がラストマッチとなる関根は[3-4-2-1]の右サイドで先発した。

連勝を目指す甲府と4試合ぶりの白星を目指す浦和の一戦は、開始からホームの甲府が積極的に敵陣へと侵攻する。対する浦和も時間の経過と共にボールを保持し始めるも、甲府の集中したディフェンスを前に、チャンスシーンを作ることができない。

ここまで攻めあぐねる両者だが、関根を勝利で送り出したい浦和が、一瞬の隙を突いて先制する。19分、ボックス手前でボールを受けた柏木がラファエル・シルバとのワンツーでボックスやや左へと侵攻。そのまま左足でループシュートを放つと、柔らかいボールは右サイドネットへと吸い込まれた。

欲しかった先制点を奪った浦和は、その後も攻勢を続けて追加点を狙う。対して、1点を追う甲府は33分、細かいパス回しからボックス右に侵攻したウィルソンが対峙した槙野の股を狙って右足を振り抜くが、これを読んでいた槙野が落ち着いて対処した。

後半に入ると、1点ビハインドの甲府が浦和を押し込む。50分、CKのこぼれ球を受けた新里がボックス左手前からクロスを供給。これをファーサイドに田中がフリーで走り込むが、合わせることができない。

押し込まれる時間帯が続いた浦和だったが71分、パスに抜け出した武藤がボックス左から右足でシュートを放つ。しかし、これはGK河田の正面に飛んでしまう。

終盤、追いつきたい甲府は82分、自陣からのロングパスに抜け出したウイルソンがペナルティエリア内からシュート。これは相手DFに防がれるも、こぼれ球をドゥドゥがプッシュするが今度はGK西川にキャッチされてしまう。

このピンチを防いだ浦和は83分、ラストマッチの関根を下げて駒井を投入した。その後、甲府はパワープレーで浦和ゴールへと迫るも、最後まで同点ゴールは生まれず、最後まで柏木のゴールを死守した浦和が4試合ぶりの白星を飾った。