松本山雅FCは13日、名古屋グランパスに所属するDF宮地元貴(23)の完全移籍加入を発表した。

慶應義塾大出身の宮地は昨年8月、加入内定および特別指定選手として名古屋に入団。しかし、ここまで天皇杯1試合の出場にとどまっていた。

特別指定から数えてもわずか1年で名古屋を去ることになった宮地は、両クラブ公式サイトを通じて、次のようにコメントしている。

◆松本山雅FC
「松本山雅FCに関わる全ての皆様。初めまして。名古屋グランパスから加入しました宮地元貴です。歴史ある素晴らしいクラブの一員になれたこと、皆様と共に新しい歴史を創り上げていけることを本当に幸せに思います。松本山雅FCには大学時代から何度も練習に参加させていただき、多くの関係者の方々にお世話になりました」

「また聖地アルウィンは中学時代に全国優勝、大学時代には全国出場を決めた僕にとっても特別な場所です。僕は勝手に深い縁があるクラブだと信じています。松本山雅FCに関わる皆様と共に決死の覚悟で頂を目指し、J1昇格の力となれるよう、アルウィンのピッチで松本山雅FCの漢として認めていただけるよう、そしてクラブへの感謝を結果で示すことが出来るよう死力を尽くします。宮地元貴をよろしくお願いします」

◆名古屋グランパス
「名古屋グランパスに関わる全ての皆様。特別指定選手に承認して頂いてから約1年間、本当にお世話になりました。この度、松本山雅FCに完全移籍することになりました。突然のご報告となり、大変申し訳ございません。私自身、試合やプレーで思うような結果が出せなったこと、全く期待に応えられなかったこと、こうした形でクラブを去ることが本当に悔しく、情けないです。全ては僕の実力不足です。どのような時も応援して頂いたファン・サポーターの皆様にこの場をお借りしてお詫び申し上げます。クラブがJ1復帰を目指す中、断腸の思いですが、サッカー人として決断しました」

「皆様への感謝は言葉では表せません。26番のユニフォームを着て応援してくださった方々、試合に出ていない僕の横断幕を作ってくださった方々、練習場で叱咤激励してくださった方々の存在が何度も僕を奮い立たせてくれました。初めてグランパスに声を掛けて頂いた日、赤いユニフォームに袖を通した日、パロマ瑞穂スタジアムでのプロデビュー戦、偉大な選手とプレー出来たこと、その全てが僕の人生の宝物です。最後になりましたが、この歴史ある素晴らしいクラブでキャリアをスタート出来ましたこと、そして名古屋での全ての出会いに心から感謝しています。僕にとって名古屋グランパスはいつまでも特別で大好きなクラブです。本当にありがとうございました」