13日に明治安田生命J1リーグ第22節のFC東京vsヴィッセル神戸が味の素スタジアムで行われ、1-0でFC東京が勝利した。

9日で3試合を行う過密日程のラストマッチでは、10位のFC東京(勝ち点30)と11位の神戸(勝ち点29)による、中位に並ぶ2チームの対戦となった。

前節の大宮アルディージャ戦で7試合ぶりの白星を飾ったFC東京は、その試合から4人を変更。GK林、DF吉本、MF米本、FW中島に代えてGK大久保択、DF徳永、MF東、FW大久保嘉を起用した。

対する神戸は前節、鹿島アントラーズに敗れて2連敗。その試合から変更は1名だけで、MF大森に代えて田中を起用した。なお、元FC東京のMF高橋、FW渡邉は揃って先発出場となっている。

試合は神戸が良い入りを見せると、3分にはルーカス・ポドルスキが倒されて得たFKを自身で狙う。しかしこのシュートは壁に当たり、こぼれ球を拾った藤田のシュートもディフェンダーにブロックされた。押し込まれるFC東京は、大久保嘉が積極的に裏を狙う姿勢を見せると、9分にはGK大久保択のロングボールに抜け出す。しかしここはオフサイドの判定でチャンスを作れない。

神戸は15分、左サイドからのロングスローを起点にセカンドボールを拾った橋本がクロス。渡部がこのボールに頭で合わせるが枠を捉えきれず。19分にはスルーパスに抜け出した小川がボックス内からシュートを放つがGK大久保択の飛び出しに阻まれた。FC東京は27分に決定機を作り出すが、高萩のパスに抜け出した東のトゥキックはGKキム・スンギュがブロックしてゴールとはならず。

その後も神戸が主導権を握り、チャンスを作っていったがゴールを奪えない。FC東京は前半終盤の40分に右サイドの室屋が入れたグラウンダーのマイナスのクロスに東が合わせたが、ボールはクロスバーを大きく越える。結局前半はそのままゴールレスで終えた。

神戸はハーフタイムで小川を下げてハーフナー・マイクを投入するなど前線のユニットを変更。対するFC東京は前半の11人が後半もピッチに立った。すると最初のチャンスはFC東京で、49分にボックス手前でボールを受けた前田が、中央に流れながら右足を振り抜く。しかしこのシュートはGKキム・スンギュに弾かれてゴールとはならなかった。

対する神戸は52分、自陣からのロングボールを相手陣内左でルーカス・ボドルスキがキープ。後方から走り込んだ渡邉がこの落としを受けてシュートを狙うが、GK大久保択の正面をついた。すると今度はFC東京にチャンス。55分にボックス左でパスを受けた高萩が右足でシュートを狙う。しかしボールは枠を捉えきれず、FC東京は先制のチャンスを逸した。

一方の神戸は70分に渡邉が頭ですらしたボールに抜け出したハーフナー・マイクがループシュートを沈める。しかし、ハーフナー・マイクがDFを倒した場面でファウルを取られており、ノーゴールの判定となった。神戸はさらに74分、ルーカス・ポドルスキを起点として渡邉がシュートチャンスを迎えたが、DFにブロックされてボールを飛ばせず。

FC東京も76分に、途中出場のピーター・ウタカが出したスルーパスに室屋が反応。ボックス右から中央にパスを入れて、最後は橋本が合わせたがディフェンダーのスライディングに阻まれた。しかし試合終盤の88分、遂に動く。大久保嘉のスルーパスから右サイドの深い位置まで侵入した室屋がグラウンダーのボールを入れる。最後はピーター・ウタカが楽々と押し込んでFC東京が先制した。

結局このゴールが決勝点となり、FC東京は2連勝を飾り、神戸は3連敗となった。