30日、2017Jリーグ YBCルヴァンカップ準々決勝第1戦のベガルタ仙台vs鹿島アントラーズがユアテックスタジアム仙台で行われ、3-1で仙台が勝利した。

明治安田生命J1リーグでは対照的な両チーム。仙台は2トップに野沢拓也、西村拓真を起用。[4-4-2]の布陣で臨んだ。対する鹿島は、昌子源、植田直通のCBコンビが日本代表に招集。ブエノ、三竿健斗がCBコンビを組み、鈴木優磨、土居聖真が2トップを組んだ。

立ち上がりペースを握ったのはホームの仙台。5分、左サイドでスローインを得ると、増嶋がロングスローをボックス内に送るもDFにクリアされる。

鹿島は13分、土居のパスを受けた遠藤がボックス手前右からシュート。しかし、これはわずかに枠を外れてしまう。

仙台は22分、左サイドを仕掛ける仙台は西村がボックス内左からパス。これを野沢が狙うも、相手DFにブロックされてしまう。

鹿島は前半の終盤に攻勢。39分に山本のクロスを鈴木がボックス中央でヘッドで合わせるも枠外に。41分にはレアンドロが左サイドからボックス内に侵入。そのままシュートを放つも、GKシュミット・ダニエルの好セーブに遭い得点を奪えず。ゴールレスで前半を終える。

後半に入ると、両者譲らない展開で試合が進むも、雨脚が強くなるとともに動き出す。59分、ボックス内左かに侵入した中野がグラウンダーのクロス。しかし、レオ・シルバが対応し、奥埜には通らない。それでもこの流れで得たCKから野沢がクロスを送ると、ニアで大岩がすらしたボールを中野がヘッドで押し込み、仙台が先制する。

さらに64分、仙台は右CKを得ると、三田のクロスを飛び出したGKクォン・スンテとの競り合いを制した奥埜がヘッド。これが決まり、仙台が再びCKから追加点を奪う。

74分、ボックス内右で古林がシュート。これをGKクォン・スンテがセーブするも、こぼれ球を途中出場の石原がシュート。しかし、逆サイドを狙ったシュートはわずかに外れ、追加点を奪えない。

すると75分、鹿島は金崎の粘りから伊東、遠藤とつなぐと、遠藤のスルーパスに反応した土居がボックス内右からシュート。これが決まり、鹿島が貴重なアウェイゴールを奪う。

反撃ムードの鹿島だったが、81分に思わぬ事態が。ルーズボールを追ったレアンドロが、奥埜と競り合うと、ボールがクリアされた後に奥埜を踏みつけてしまい、一発退場となる。

数的有利に立った仙台は85分、途中出場の蜂須賀が右サイドをドリブル突破。ボックス内右からグラウンダーのパスを送ると、待ち構えた奥埜が合わせて仙台が3点目を奪う。

第2戦に望みを繋ぐためにもこれ以上の失点を避け、1点でも返したい鹿島だが、数的不利な状況のため仙台に主導権を握られる。さらに後半アディショナルタイムにはブエノが2度目の警告を受けて退場。CBの2人が日本代表招集で欠く中、さらにCBが退場と窮地に。

結局そのまま試合は終了し、仙台が3-1で勝利。仙台は初のベスト4に向け、大きな勝利を挙げた。一方の鹿島は、アウェイゴールを奪ったもののCB不足に悩まされる形となった。