明治安田生命J1リーグ第25節の北海道コンサドーレ札幌とジュビロ磐田の試合が、9日に札幌厚別公園競技場で行われ、2-1で札幌が勝利した。

6勝5分け13敗で14位に沈んでおり、降格圏の大宮アルディージャ(勝ち点20)との勝ち点差が「3」まで迫っている札幌(勝ち点23)は、1-0で勝利した前節のベガルタ仙台戦からスタメンを1名変更。菊地に代えて横山を送り出した。対して、12勝6分け6敗で6位につけている4戦負けなしの磐田(勝ち点42)は、2-1で勝利した前節のヴィッセル神戸戦からスタメンを1名変更。上田に代わり中村がスタメンに復帰し、万全の布陣でこの一戦に臨むこととなった。

試合の序盤は、福森からのフィードを起点に攻勢をかけた札幌がペースを握った。15分には、CKの場面で横山が右足を振り抜いた。シュートは枠を外れたが、チャンスを作り出していく。

それでも、23分にボックス左でボールを持った高橋が中央で待つムサエフにクロスを供給。シュートはク・ソンユンのファインセーブに阻まれたものの、徐々に磐田がチャンスを作り始める。すると、27分に磐田が先制点を奪取した。ドリブルでボックス内に侵攻したアダイウトンが横山、宮澤との接触で転倒。PKの判定となり、キッカーの川又が3試合連続となる得点を落ち着いて決めた。

良い流れで試合に入りながらも先に失点を喫した札幌だったが、前半のうちにエースがイーブンに戻した。40分、右サイド深い位置でボールを持った早坂が、ボックス内に素早いクロスを送る。走り込んだ都倉が左足で押し込み、6試合ぶりにネットを揺らした。

同点の状態で突入した後半に、最初のチャンスを得たのは札幌だった。ボックス内に抜け出そうとした都倉が大井に倒され、FKを獲得する。58分、ペナルティーアーク内中央の位置からのキックを担当したのは、プレースキックに定評のある福森。しかし、壁の上を抜こうとしたシュートは、相手のブロックに遭い、枠を外れた。

逆転を目指す札幌は、65分に都倉を下げて元磐田のジェイを投入。ジェイにとっては、初の古巣対戦となったが、なかなか得点機に絡むことができず。両クラブ共にシュートまで持ち込めない時間帯が続いた。

最後まで諦めない札幌は83分、宮澤に代えて小野を起用。すると、頼れるベテランが早速得点に絡んだ。85分、ボックス手前やや左でチャナティップからの縦パスを受けた小野が、ワンタッチで相手DFの裏にボールを供給。走り込んだ石川がボックス左からクロスを上げ、ニアにポジションを取ったヘイスが逆転弾を決め切った。

試合はこのまま終了。札幌が今季初となる連勝を逆転で飾ることに。残留に向けて勝ち点「3」を積み上げることとなった。磐田は、一時のリードを活かすことができず、手痛い敗北。ここまで続いていた川又の得点試合無敗というジンクスが、崩れることになった。