ユベントスは17日、敵地で行われたセリエA第4節でサッスオーロと対戦し、3-1で快勝した。

ここまで5ゴールを挙げるエースFWディバラの活躍などで、開幕3連勝を飾った6連覇中の王者ユベントス。しかし、ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)初戦ではバルセロナに0-3の大敗を喫した。ショックが残る敗戦からバウンスバックを図るビアンコ・ネロは、開幕3戦未勝利のサッスオーロとのアウェイゲームに臨んだ。

バルセロナ戦からのメンバー変更は5点。負傷明けのマンジュキッチとキエッリーニ、CL出場停止明けのクアドラードが復帰したほか、ルガーニとリヒトシュタイナーが最終ラインに入り、[4-2-3-1]の布陣を採用した。

戦前の予想通り、バルセロナ戦の敗戦払拭を目指すアウェイチームがアグレッシブな入りを見せる。開始4分にはボックス右でキープしたクアドラードの落としを走り込んできたピャニッチが右足ダイレクトで合わせるが、枠の右を捉えたシュートはGKコンシーリの好守に遭う。続く10分にも左サイドでアレックス・サンドロが入れた鋭いクロスをゴール前のイグアインが右足インサイドのボレーで合わせるが、これも好守に阻まれる。

それでも、右サイドのクアドラードのスピードを生かして良い形の攻撃を続けるユベントスは、若きエースがメモリアルゴールを奪う。16分、左サイドのマンジュキッチがペナルティアーク付近にグラウンダーの横パスを入れると、走り込んだディバラが見事な左足ダイレクトシュートをゴール右隅の絶妙なコースに突き刺した。

なお、この試合がユベントスでの通算100試合目となるディバラは、リーグ戦4試合連続の今季6点目で通算50得点も達成した。

一方、相手のエースに仕事を許して劣勢のサッスオーロだったが、時間の経過と共に反撃を開始。28分にはマニャネッリのスルーパスに反応したファルシネッリがゴール前に抜け出し、GKブッフォンと一対一も正面を突いたシュートはセーブされる。さらに、33分にポリターノのミドルシュートなどでゴールに迫るが、あと一歩が足りない。

先制以降はややカウンター主体の省エネスタイルでリードを保ちつつ追加点を狙うユベントスは、イグアインやクアドラードに幾度か決定機が訪れるも前半は1点リードにとどまった。

迎えた後半も集中した入りを見せたユベントスは49分、再びディバラが魅せる。右サイド深くでボールを持ったクアドラードからマイナス気味の斜めのパスを受けると、ボックス中央右でDF2枚を前にしながらも意表を突いた左足のトゥーキックでニアサイドを破り、ドッピエッタを達成した。

痛恨の2失点目を喫したホームチームだが、相手の一瞬の隙を突いてすぐさま1点を返す。51分、ボックス左でボールを受けたアジャポンが足を滑らせたDFリヒトシュタイナーを振り切り右足のシュート。GKブッフォンが弾いたボールをファルシネッリが詰めてゴール前に混戦が生まれると、最後はフリーのポリターノが流し込んだ。

らしくない緩慢な対応から点差を縮められたユベントスだが、躍動するディバラが止まらない。62分にはボックス手前中央の好位置で自らFKを獲得すると、壁の上を越える絶妙な直接FKをゴール右隅に突き刺し、今季2度目のトリプレッタ達成。今季のゴール数を早くも「8」に伸ばした。

この3点目で試合を決定付けたユベントスは、リヒトシュタイナー、イグアイン、殊勲のディバラを次々に下げて、バルザーリ、ドグラス・コスタ、ベルナルデスキを投入して試合を締めにかかる。

2点リードでやや緩さがある中、幾度となく相手にゴールを脅かされるが、最後の場面でやらせない。逆に、試合終盤にはクアドラードとドグラス・コスタの快速ウイングのカウンターで4点目に迫るが、フィニッシュの精度を欠き試合はこのままタイムアップ。

バルセロナ戦での鬱憤を晴らすディバラの圧巻のトリプレッタで完勝のユベントスが、開幕4連勝を飾った。