先日、カルロ・アンチェロッティ監督を解任したバイエルンの後任人事のカギを握っているのは、同クラブの元指揮官であり、現在マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督なのかもしれない。

先月27日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のパリ・サンジェルマン(PSG)戦で0-3と惨敗したバイエルンは翌日、アンチェロッティ監督を解任。暫定指揮官として現在は、アシスタントコーチを務めていたウィリー・サニョル氏がチームを率いている。

そして現在、バイエルンは元ドルトムント指揮官のトーマス・トゥヘル氏を始め、ルイス・ファン・ハール氏、リバプールのユルゲン・クロップ監督やホッフェンハイムのユリアン・ナーゲルスマン監督らを後任指揮官の候補としてリストアップしているといわれている。

そんな後任人事に注目が集まる中、バイエルンのウリ・ヘーネス会長は、一昨シーズンまでチームを率い、現在もクラブと良好な関係を築いているグアルディオラ監督に新指揮官選考に関するアドバイスを求めたようだ。

ドイツ『ビルト』の伝えるところによれば、現在インターナショナルウィークに入り、短い休暇を与えられているグアルディオラ監督は、ミュンヘンで開催中のオクトーバーフェストに参加したという。そして、3日には同地にあるイタリアンレストランで、ヘーネス会長と昼食を共にしたようだ。

グアルディオラ監督は、この会食の場でヘーネス会長からバイエルンの新指揮官に関するアドバイスを求められたという。その場でグアルディオラ監督が、どんなアドバイスを行ったかは判明していない。だが、『ビルト』は現時点で最も有力な候補であり、グアルディオラ監督の個人的な友人でもあるトゥヘル氏を推したのではないかと、推測している。

その一方で、ファン・ハール氏はバルセロナ時代に自身をキャプテンに据えるなど、4年間指導を受けた師弟関係の間柄であり、恩師の監督復帰をアシストする可能性もなくはない。

さらに、穿った見方をすれば、プレミアリーグでタイトルを争うライバルであるリバプールの智将クロップ監督をバイエルンの後任に推すことで、ライバルの力を削ぐプランも考えられる。

果たしてグアルディオラ監督は、ヘーネス会長に対してどの候補を推したのか。