25日に第97回天皇杯全日本サッカー選手権準々決勝のセレッソ大阪vs大宮アルディージャがキンチョウスタジアムで行われ、2-0でC大阪が勝利した。

9月20日に行われた4回戦で名古屋グランパスを1-0で下したC大阪と、筑波大学を2-0で下した大宮の一戦。リーグ戦の逆転優勝、YBCルヴァンカップ初制覇に向けても勢いをつけたいC大阪は、茂庭と酒本、山口、福満、リカルド・サントスらが先発に名を連ねた。一方、リーグでの残留に向けて調子を取り戻した大宮は、山越と金澤、大山、岩上、大前らをピッチに送り出した。

今夏に加入した選手も出場可能と準々決勝。試合はまず大宮が途中加入のマルセロ・トスカーノがミドルシュートを放つなど積極的な入りを見せる。

その後はC大阪が徐々に押し込み始めるも、大宮はカウンターからチャンスをうかがう展開となる。17分、自陣でパスをカットした黒川が最終ラインへスルーパス。これに大前が抜け出したが、ファーストタッチが乱れてしまい、シュートまで結びつけることができない。

冷やりとする場面を凌いだC大阪は、次第に両サイドから攻撃を構築。すると23分、ボックス左外でセカンドボールを拾った田中が右足でクロスを送る。ボックス中央に走り込んだ福満がこれに頭で合わせて、ゴール右隅に流し込んだ。

先制点を奪ったC大阪はその後、試合を優位に進めて大宮を畳み掛ける。しかし、フィニッシュの精度を欠いてしまい、追加点を奪うことができない。42分には関口の左CKから藤本が頭で合わせたが枠を捉えきれず、1-0のまま試合を折り返す。

後半に入ると、1点をリードするC大阪が早い時間帯に追加点を奪う。54分、敵陣右サイド深い位置で関口が切り返しから左足クロス。中央に走り込んだ澤上が競り勝ち、頭でゴール左へと押し込んだ。

リードを広げたC大阪は、その後も山口が強烈なミドルシュートを放つなど、試合を決めにかかる。対する大宮は敵陣への侵攻回数を増加させるが、シュートまで結び付けられない。

一矢報いたい大宮は87分、ボックス左手前でFKを獲得。キッカーの大前が右足を振り抜いてゴール左隅を捉えるも、GK丹野に右手一本で防がれてしまう。その後も大宮は攻勢を強めたものの最後までゴールネットを揺らせず試合終了。C大阪が2011年以来のベスト4進出を決めた。