バイエルンは10月31日、チャンピオンズリーグ(CL)グループB第4節でセルティック・パークに乗り込み、2-1でセルティックに勝利した。この結果、2節を残してバイエルンのグループリーグ突破が確定している。

第2節の首位攻防戦でパリ・サンジェルマン(PSG)に敗北し、グループBで2位となっているバイエルン(勝ち点6)は前節、ホームにセルティック(勝ち点3)を迎え3-0で勝利している。焼き増しとなる結果を目指すバイエルンは、直近のブンデスリーガ第10節ライプツィヒ戦からスタメンを5名変更。フンメルス、キミッヒ、チアゴ、ルディ、レヴァンドフスキに代えて、ジューレ、ラフィーニャ、ビダル、トリッソ、コマンを起用した。

対するセルティックは、この試合で敗北すればグループBで2位以上に浮上することが絶望的に。後がないホームチームは、この状況で前回対戦からスタメンを4名変更。ガンボア、P・ロバーツ、エンチャム、グリフィスに代えて、ニール・ビトン、フォーレスト、C・マクレガー、M・デンベレを起用した。

[4-3-3]の最前線に左からコマン、ハメス・ロドリゲス、ロッベンを並べてゼロトップのような形で試合に臨んだバイエルンだったが、開始早々にピンチを迎える。5分、セルティックのカウンターの場面で、右サイドを抜け出したフォーレストが弾道の高いアーリークロス。DFの頭上を越えたクロスが左サイドのアームストロングの下に届いたが、ダイレクトシュートはミートできず。バイエルンは危機を脱することに。

最序盤にゴールを脅かされたバイエルンは、その後もセルティックのハイプレス&カウンターに苦しみ、思うように好機を手にすることができない時間帯が続いた。15分には、再びセルティックのカウンターが発動。期待の新星M・デンベレが左サイドでJ・ボアテングを抜き去り、左足を振り抜く。シュートは枠を外れたが、チャンスを重ねていく。

セルティックに主導権をやや明け渡していたバイエルンだったが、22分に迎えた決定機を確実にモノにする。GKウルライヒがフィードを送ると、ボックス中央に走り込むコマンの下へ。巧みなトラップで前を向きながらボールを収めたコマンは、カバーに来たDFをかわし、冷静にゴールに流し込んだ。

しかし、バイエルンの得点後もセルティックの勢いは衰えず。右サイドのフォーレストを中心として、サイドからのクロスを主体にバイエルンゴールを脅かし続けていく。それでも、バイエルンはボールを跳ね返し続け、リードを守る形で試合の折り返しを迎えた。

後半開始直後にも、セルティックがチャンスを迎える。ショートカウンターからボックス手前中央でボールを持ったアームストロングが、右足を強振。得点とはならなかったものの、ゴール左を捉えたシュートがGKウルライヒを襲った。

流れを変えたいバイエルンは、59分にビダルを下げてルディを投入。すると63分には、ラストパスが合わずシュートまではいかなかったものの、ハメス・ロドリゲスとルディが絡みつつ左サイドを突破し、相手ゴールに圧力を与えていく。

さらに68分には、ボックス手前やや左でボールを持ったハメス・ロドリゲスが、左足でグラウンダーのシュート。これはGKゴードンの好守に阻まれたものの、徐々にペースを取り戻していく。

しかし、バイエルンが息を吹き返し始めた矢先の74分、セルティックの攻撃が身を結ぶことに。ディフェンスラインと中盤の2ラインの間でボールを受けたフォーレストが、素早く前を向いて右足アウトにかけたスルーパスを供給。ボールがDF2人の間をすり抜けてボックス左に到達すると、走り込んだC・マクレガーがGKウルライヒの股を抜いてネットを揺らした。

それでも直後の77分に、バイエルンが意地の勝ち越し点を奪い切る。コマンのスルーパスに抜け出したアラバが、精度の高いクロスを供給。前線まで上がっていたハビ・マルティネスがDFとの競り合いを制し、高い打点から頭で合わせた。

セルティックは失点後も果敢に攻勢を保ったものの、バイエルンは最後の部分できっちり対応。結局、アウェイで攻撃をしのぎ切ったバイエルンがリードを保ったまま試合が終了。この結果、他試合会場の結果と合わせて、バイエルンのグループリーグ突破が確定することとなった。