国際親善試合のアルゼンチン代表vsナイジェリア代表が14日に行われ、ナイジェリアが4-2で勝利した。

共に来年行われるロシア・ワールドカップ出場を決定させている強豪チーム同士の一戦。アルゼンチンは、11日に行われたロシア代表戦から先発4人を変更。疲労の影響で早期離脱のメッシに加え、GKロメロ、サルビオ、クラネビッテルが先発を外れ、GKマルチェシン、バネガ、パボン、ディバラが起用された。

試合は立ち上がりからアルゼンチンペースで進んでいくが、なかなかフィニッシュの形を作れない。それでも、攻勢を続けるアルゼンチンは27分、ボックス手前中央左の好位置でFKを獲得。これをキッカーのバネガがGKとの駆け引きを制し、オープンサイドのゴール右隅へ流し込んだ。

バネガの見事な直接FK弾で均衡を破ったアルゼンチンは、その後も31分にエンソ・ペレス、32分にロ・セルソと立て続けにシュートを放ち2点目に迫る。すると36分、味方からのロングスルーパスに抜け出したパボンがボックス右からグラウンダーで折り返すと、最後はゴール前に走り込んだアグエロがワンタッチで合わせ、2試合連続ゴールを奪った。

一方、2点のビハインドを負ったナイジェリアだが、前半終了間際の44分にボックス手前中央の好位置でFKを獲得。ここでキッカーのイヘアナチョが左足を振り抜くと、壁の上を越えたボールがゴール左隅に吸い込まれ、前半のうちに1点を返した。

迎えた後半、アグエロを下げてベネデットを投入したアルゼンチンに対して、ナイジェリアはバックラインを中心に3選手を交代させた。

後半に入って攻勢を強めるナイジェリアは、怒涛の攻撃で試合を引っくり返す。52分、右サイドのボックス付近でパスを受けたイヘアナチョが左足でグラウンダーの折り返しを入れると、これをボックス中央のイウォビが丁寧なダイレクトシュートでゴール左隅に流し込む。続く54分には相手陣内中央のミケル、イウォビ、イヘアナチョが鮮やかなダイレクトパスからペナルティアーク付近に走り込んだ途中出場のイドウが冷静な右足のシュートで決め、逆転に成功した。

緩慢な守備から連続失点を喫したアルゼンチンは、ロ・セルソとディバラを下げてアレハンドロ・ゴメス、ベルスキを続けて投入するも、一度失った流れを取り戻せない。逆に、73分にはイヘアナチョに代わって投入されたムサに右サイド深くで起点を作られ、中央に折り返されたボールに対して、DF3枚がうまく対応できずイウォビの見事な個人技から左足のシュートを決められた。

何とか意地を見せたいアルゼンチンは、ペロッティやリゴーニといったアタッカーを投入するも、後半に入って決定機を作れないチームは、終盤にベネデットのヘディングシュートなどでゴールに迫ったものの、1ゴールも奪えないまま2-4でタイムアップ。W杯出場チーム同士の一戦は、イウォビとイヘアナチョの若手コンビが躍動したナイジェリアに軍配が上がった。