セリエA第15節、インテルvsキエーボが3日にジュゼッペ・メアッツァで行われ、ホームのインテルが5-0で圧勝した。なお、インテルのDF長友佑都はベンチ入りも出場機会はなかった。

前節、カリアリを一蹴し2連勝と共に開幕からの無敗記録を14試合に伸ばした暫定3位のインテル(勝ち点36)。今節では先に試合を行った首位のナポリ(勝ち点38)が暫定2位のユベントス(勝ち点37)相手に今季初黒星を喫したことで、首位浮上のチャンスとなった。前節からのメンバー変更は3人。いずれも累積警告で出場停止のミランダとガリアルディーニに代わって、ラノッキアとブロゾビッチ。また、ヴェシーノに代わってジョアン・マリオが起用された。長友は3試合連続でベンチスタートとなった。

9位のキエーボ(勝ち点20)をホームに迎えたインテルは、立ち上がりから猛攻を見せる。開始2分には右CKの場面でラノッキアが豪快なヘディングシュートを放つが、わずかに枠の上に外れる。続く6分には左サイドからのクロスがファーに流れたところを回収したカンドレーバが右足でニアを狙うが、これは相手GKの好守に阻まれた。

その後は14分にメッジョリーニのミドルシュートでキエーボが最初の決定機を作るなど、やや試合は拮抗した展開に。それでも、安定した守備で失点を許さないホームチームは23分に先制点を奪う。左サイドからドリブルでボックス内に持ち込んだサントンが強烈なシュート。これをGKが何とか弾くと、こぼれ球を拾ったペリシッチがすかさず放ったシュートがGKソレンティーノの手を弾いてゴールネットを揺らした。

幸先良く先制したインテルはややペースを落としつつ、前がかりな相手に対して得意の高速カウンターで追加点を目指す。38分にはブロゾビッチのスルーパスに抜け出したイカルディが相手陣内右サイドを独走し、最後は相手DFにシュートコースを消されながらもゴール左隅へ右足のシュートを流し込み、3試合連続となる今季16点目を奪った。その後もJ・マリオらに3点目のチャンスが訪れたものの、前半は2-0で終了した。

互いに攻め合う立ち上がりとなった後半だが、先にゴールをこじ開けたのはまたしてもインテル。57分、相手陣内左サイドでDFのビルドアップのミスパスをカットしたペリシッチが味方の攻め上がりをオトリにそのままボックス左まで持ち込み、最後は左足のシュートをファーポストに流し込み、ドッピエッタ達成。

さらに、60分には自陣中央でのボール奪取から高速カウンターを発動。右サイド深くに走り込むカンドレーバにロングフィードが通ると、カンドレーバはニアに走り込んだイカルディを使わず、後方にフリーで走り込んだシュクリニアルに絶妙なクロスを供給。これをシュクリニアルがダイビングヘッドで流し込み、試合を決定付ける4点目を奪った。

その後、勝利を確信したスパレッティ監督は75分過ぎにイカルディ、ダンブロージオ、カンドレーバの主力3人を下げて、エデル、ダウベルト・エンリケ、カラモーをピッチに送り出す。試合終盤にかけても攻撃の手を緩めないホームチームは、後半アディショナルタイムにもゴール前の混戦からペリシッチが左足のシュートを流し込み、見事なトリプレッタを達成。攻守にキエーボを圧倒したインテルがナポリを抜き首位に浮上した。