リーガエスパニョーラ第17節、バレンシアvsビジャレアルのバレンシア自治州ダービーが23日にメスタージャで行われ、アウェイのビジャレアルが1-0で勝利した。

開幕から快進撃を見せながらもここ最近の試合ではヘタフェ、エイバル相手に敗戦を重ね、気付けば3位に転落したバレンシア(勝ち点34)。必勝を期す今節は、6位のビジャレアル(勝ち点24)をホームで迎え撃つバレンシア自治州ダービーに臨んだ。

バレンシアの新指揮官マルセリーノ監督の古巣対決に注目が集まった試合は、立ち上がりからバレンシアが押し込む展開に。開始6分にはザザがボックス手前からミドルシュートを狙う。すると、直後にはビジャレアルがフォルナルスの個人技から反撃のシュートをGKネトに浴びせる。

その後も試合はバレンシアペースで進むも、ビジャレアルが得意のカウンターでワンチャンスを活かす。24分、中盤でのボール奪取からフォルナルスのスルーパスに反応したバッカがボックス左へ抜け出し、ファーへのシュートを匂わせつつニアを抜く見事なフィニッシュで先制点を奪った。

その後も押し込みながらもゴールが遠く1点ビハインドで後半を迎えたバレンシアは、立ち上がりの47分にザザが枠内シュートを放つが、これは相手GKにファインセーブされる。さらに59分には右CKの場面でパレホのクロスをガブリエウが頭で合わすが、惜しくもクロスバーを叩く。

すると、60分にはバレンシアに痛恨のアクシデント。直前のプレーで主審にハンドを要求して警告をもらっていたザザがイーブンボールの競り合いの場面でアフターチャージを見舞って警告をもらい、わずか2分間で2枚のカードを受けて退場処分に。

それでも、古巣相手にホームで負けられないマルセリーノ監督はDFラトに代えてFWサンティ・ミナを投入する、執念の采配で同点を目指す。すると、指揮官の檄に応えようと攻勢を強めるホームチームは再三の決定機を作り出すが、ビジャレアルの粘り強い守備をあと一歩で崩せない。

その後、試合終盤の83分にビジャレアルのトリゲロスが2枚目の警告をもらい退場となったことで、試合は10人対10人の数的均衡の下で最終盤を迎える。互いに決定機を決め切れない状況が続く中、後半アディショナルタイムにはバレンシアに絶好機。左CKの場面でゴール前にボールがこぼれると、攻撃参加していたGKネトの足元に。ここでネトはすかさず右足を振り抜くが、本職GKのシュートは大きく枠を外れてしまい、万事休す。

共に退場者を出して10枚以上のカードが飛び交う白熱のダービーを制したビジャレアルが2連勝で年内最終戦を終えた。一方、今季ホーム初黒星を喫したバレンシアは痛恨の2連敗で2017年を終えることになった。