プレミアリーグ第19節、バーンリーvsトッテナムが23日にターフ・ムーアで行われ、アウェイのトッテナムが3-0で勝利した。

6位のバーンリー(勝ち点32)と7位のトッテナム(勝ち点31)による上位対決。前節、マンチェスター・シティに1-4の大敗を喫したトッテナムは、アウェイゲーム5試合未勝利(4敗1分け)でトップ4圏外の7位に転落。苦手アウェイで6戦ぶりの白星を目指す今節は、リーグ最少タイの12失点の堅守を誇るバーンリーと対戦した。

ポチェッティーノ監督は敗れたシティ戦から先発4人を変更。トリッピアーとローズのサイドバックコンビに代えて、オーリエとベン・デイビス。また、3試合の出場停止明けのダビンソン・サンチェスがセンターバックに入り、ダイアーがセントラルMFに。また、足首に軽傷を抱えるウィンクスに代わってムサ・シッソコが起用された。

立ち上がりから攻勢を仕掛けるトッテナムは、開始7分に先制点を奪う。ボックス内に抜け出したデレ・アリが相手DFロングに倒されてPKを獲得。これをキッカーのケインが冷静に右隅へ蹴り込む、早々に相手の堅守を攻略した。

これで勢いに乗ったアウェイチームは前半のうちに追加点を奪おうと、畳みかける攻めを見せる。17分にはボックス手前でデレ・アリが放ったシュートがゴール前にこぼれると、GKとDFより先に反応したケインが素早く回収して反転シュートも枠の右に外れる。さらに22分には相手CKのロングカウンターからデレ・アリのスルーパスに抜け出したムサ・シッソコがGKと一対一を迎えるが、2度のシュートをGKポペのビッグセーブに阻まれる。

再三の決定機逸で徐々に嫌な雰囲気も漂うトッテナムは、30分に自陣でのオーリエの不用意なボールロストからショートカウンターを浴びて左サイドからゴール前に走り込むウッドへの決定的なクロスを許すが、ここはGKロリスの勇敢な飛び出しで事なきを得る。なお、この場面で足を痛めたウッドはプレー続行不可能となり、35分にバーンズが投入された。

先制点以降、決定機を決め切れずにいたトッテナムは、結局1点リードのままで後半に突入。立ち上がりには右サイド深くをえぐったエリクセンのクロスからケイン、49分にはソン・フンミンのラストパスからエリクセンに決定機が訪れるも、前半同様に決め切れない。

さらに、56分にはケインのスルーパスに抜け出したオーリエが相手DFを引き付けてゴール前でフリーのソン・フンミンにプレゼントパス。だが、GKポペの飛び出しが気になったのか、韓国代表FWはこのイージーシュートを大きくふかしてしまう。

その後も細かいミスが目立って試合を決められないトッテナムだったが、頼れるエースがチームを救う。69分、相手陣内でDFの短いクリアをカットしたムサ・シッソコが最終ラインの背後を狙うケインへ絶妙なスルーパスを通すと、最後はケインがGKポペとの一対一を制す。

勢い付くスパーズの背番号10は79分、高い位置からのプレッシャーでボールを奪うと、デイビス、デレ・アリと繋がったダイレクトパスをボックス内で受けてゴール右隅へ右足のシュートを流し込み、ハットトリック達成。なお、2017年開催のプレミアリーグ35試合で36点目を記録したケインは、アラン・シアラー氏の持つ1年間でのプレミアリーグ得点記録に並んだ。また、年間総得点を53点に更新したケインはバルセロナFWリオネル・メッシの最多得点記録(54点)にあと1点に迫っている。

その後、ふくらはぎを痛めたダイアーが負傷交代するアクシデントこそあったものの、3-0で試合をクローズしたトッテナムが、エースのハットトリックの活躍でアウェイ6戦ぶりの勝利を手にした。