先週末に行われた2018年初戦となった第18節では、バルセロナとアトレティコ・マドリー、バレンシアの上位3チームが幸先良く勝利した一方、レアル・マドリー、セビージャ、ビジャレアルの第2グループ3チームがいずれも勝ち点を取りこぼす結果となった。また、エイバルのMF乾貴士、ヘタフェのMF柴崎岳はいずれも新年初出場を果たしていた。

前半戦最終戦となる今節では、ここまで15勝3分けの無敗を継続する首位のバルセロナ(勝ち点48)と、12位のレアル・ソシエダ(勝ち点23)の一戦に注目が集まる。バルベルデ新監督の下で開幕から進撃が続くバルセロナだが、今回の試合会場であるアノエタでは、直近のリーグ戦で7戦未勝利(5敗2分け)と極端に苦手とする鬼門中の鬼門だ。現在、2位のアトレティコに9ポイント差を付けていることを考えれば、最悪引き分けでも問題はないが、開幕からの良い流れを途切れさせないためにもアノエタでの悪いジンクスを払しょくしたいところだ。ミッドウィークに行われたコパ・デル・レイ5回戦2ndレグではカンプ・ノウでセルタを破り、ベスト8進出を決定。ただ、主力数名を同試合で起用しており、ややコンディション面に不安を残す。また、先日に加入が決定したMFコウチーニョは太もものケガで3週間の離脱を強いられており、デビューはお預けとなっている。

鬼門アノエタでのバルセロナの取りこぼしを期待しつつ、勝ち点差を縮めたい2位のアトレティコは、現在3連勝中で7戦無敗(6勝1分け)と絶好調の7位エイバル(勝ち点27)との難しいアウェイゲームに臨む。前節、再デビューを飾ったFWジエゴ・コスタの復帰弾などでヘタフェに快勝を収めたアトレティコは、ミッドウィークのコパでも格下リェイダ相手に同じく今冬加入のMFビトロの初ゴールなどで勝ち切って公式戦2連勝中だ。しかし、エイバル戦に向けてはヘタフェ戦で退場したジエゴ・コスタのほか、DFサビッチ、MFガビと3人の主力を出場停止で欠く。そのため、代役を担う控え選手の活躍と共に、新年リーガ初ゴールを目指すエースFWグリーズマンの活躍に期待したいところだ。

一方、乾の3試合連続ゴールは実現しなかったものの、最下位ラス・パルマスに2-1で競り勝ったエイバル。ここ最近では持ち味の粘り強い守備に加え、乾やMFアレホの個人技を生かしたカウンターの精度も高まっており、今回のアトレティコ戦に向けては0-0の時間をできるだけ長くキープし、焦れて前に出てきた相手をカウンターで仕留めたいところだ。

前節、セルタ相手に痛恨のドローを喫したレアル・マドリー(勝ち点32)は、バルセロナとの暫定勝ち点差が「16」に開き、逆転での連覇は絶望的に。さらに、ミッドウィークのコパではベスト8進出を決めたが、格下ヌマンシア相手にホームで引き分け、公式戦2試合連続ドローとなった。ジダン監督と選手たちが緊急会合を開くなど、後半戦に向けて立て直しを図るチームは今節、6位のビジャレアル(勝ち点28)との上位対決に臨む。対戦相手のビジャレアルはチーム得点王のFWバカンブが中国に旅立ったものの、タレント揃いの好チーム。その難しい相手に対して、苦境に立たされる現チームはどんな戦いを見せるか。

その他では11位のヘタフェ(勝ち点23)と19位のマラガ(勝ち点11)の一戦と、3位のバレンシア(勝ち点37)や5位のセビージャ(勝ち点29)の上位陣2チームの戦いに注目したい。前節、アトレティコとのダービーに敗れたものの、途中出場で上々のパフォーマンスを見せた柴崎にはマラガ戦での先発復帰が期待される。また、17位のデポルティボ(勝ち点16)のホームに乗り込むバレンシアは連勝を、前節セビージャ・ダービーに大敗したセビージャは、18位のアラベス(勝ち点15)を相手にモンテッラ新体制で初のリーガ勝利を目指す。

《リーガエスパニョーラ第19節》

1/12(金)
《29:00》
ヘタフェ vs マラガ

1/13(土)
《21:00》
ジローナ vs ラス・パルマス
《24:15》
レアル・マドリー vs ビジャレアル
《26:30》
エイバル vs アトレティコ・マドリー
《28:45》
デポルティボ vs バレンシア

1/14(日)
《20:00》
レバンテ vs セルタ
《24:15》
アラベス vs セビージャ
《26:30》
エスパニョール vs ビルバオ
《28:45》
レアル・ソシエダ vs バルセロナ

1/15(月)
《29:00》
ベティス vs レガネス