先週末に行われた第32節ではバルセロナがバレンシアとの上位対決を制した他、アトレティコ・マドリー、レアル・マドリーが揃って勝利。ヨーロッパリーグ(EL)出場権を懸けたセビージャとビジャレアルの上位対決はドローという結果に終わった。

ミッドウィーク開催となる今節の注目カードは、首位のバルセロナ(勝ち点82)と9位のセルタ(勝ち点43)の一戦だ。2年ぶりのリーガ制覇に向けてあと7ポイントに迫るバルセロナは前節、絶好調のバレンシア相手に2-0の快勝を収めてリーガ新記録となる39試合連続無敗を達成。チャンピオンズリーグ(CL)のローマ戦での屈辱的な敗退を何とか払拭することに成功した。

この勝利をキッカケに再び勢いを取り戻したいチームは、今週末にセビージャとのコパ・デル・レイ決勝を控える中で敵地バライードスに乗り込む。ここ数年、バライードスでのアウェイゲームを苦手とするバルセロナは直近の2シーズンでいずれも4失点を喫しての敗戦を喫している。ただ、現時点でチームの最優先はコパ決勝であり、今回の遠征には負傷のMFラキティッチに加えDFピケ、MFイニエスタ、MFブスケッツの主力4選手がメンバー外となっている。そのため、MFパウリーニョ以外に主力不在のピボーテの出来が勝敗を左右する。さらに、FWアスパスを筆頭に能力の高い相手の攻撃陣をDFユムティティ、GKテア・シュテーゲンを中心にきっちり抑え込みたい。

前節、エースFWグリーズマンと今季限りでの退団が決定したFWトーレスのゴールなどでレバンテに快勝した2位アトレティコ(勝ち点71)は公式戦3試合ぶりの勝利を手にした。現在、チームの最優先はアーセナルとの対戦が決定したEL準決勝だが、バルセロナの優勝を遅らせるためにも勝利がほしい。監督交代後、2勝1分けと復調を見せる11位レアル・ソシエダ(勝ち点40)とのアウェイゲームに向けては古巣対戦のグリーズマンに注目。リーガ2戦連発中と好調のフランス代表は今季ゴール数を19点としており、今節で2シーズンぶりの20ゴールの大台に乗せたいところだ。

アトレティコと同様に前節、最下位マラガに古巣対戦のMFイスコの1ゴール1アシストの活躍で勝利した3位レアル・マドリー(勝ち点67)は、13位アスレティック・ビルバオ(勝ち点39)とホームで対戦。今節ではそのマラガ戦で温存されたエースFWクリスティアーノ・ロナウドら主力の復帰が見込まれており、直近のサンティアゴ・ベルナベウでのユベントス戦でやきもきさせたマドリディスタを前にゴールラッシュできっちり勝ち切りたいところだ。

また、敵地でバルセロナに敗れて10試合ぶりの敗戦を喫した4位のバレンシア(勝ち点65)は、前節連敗をストップしたMF柴崎岳を擁する10位ヘタフェ(勝ち点42)をホームに迎えて仕切り直しの白星を目指す。5位ベティス(勝ち点52)とは13ポイント差があり来季のCL出場権獲得をほぼ決めているバレンシアだが、今節では堅守ヘタフェをきっちり破ってバウンスバックを図りたい。とりわけ、5戦連続ゴールがバルセロナ戦でストップしたFWロドリゴ・モレノの奮起に期待したい。一方、MFフラミニ退場で苦戦を強いられながらもエスパニョール相手に勝ち切ったヘタフェは前回対戦で勝利している格上相手にシーズンダブルを目指す。なお、エスパニョール戦で8試合ぶり出場機会なしに終わった柴崎は、過密日程ということもあり今回の一戦でチャンスが与えられるはずだ。

その他の試合では7戦ぶりの勝利を目指す12位エイバル(勝ち点40)と、4戦連続無得点で3敗1分けと低迷する16位エスパニョール(勝ち点36)の不調対決に注目したい。前節のアラベス戦で2戦ぶりの先発を果たしたMF乾貴士だがゴールに絡む活躍は見せられず、今節では後ろに重心がかかるエスパニョール相手に局面打開の仕事が求められる。また、週末にバルセロナとのコパ決勝を控える7位セビージャ(勝ち点47)は、降格圏に低迷する18位デポルティボ(勝ち点26)相手のタフなアウェイゲームに挑む。

《リーガエスパニョーラ第33節》
4/17(火)
《26:30》
デポルティボ vs セビージャ
《28:00》
セルタ vs バルセロナ
《28:30》
ビジャレアル vs レガネス

4/18(水)
《26:30》
エスパニョール vs エイバル
バレンシア vs ヘタフェ
《28:30》
レアル・マドリー vs ビルバオ

4/19(木)
《26:30》
レアル・ソシエダ vs アトレティコ・マドリー
アラベス vs ジローナ
《28:30》
レバンテ vs マラガ
ベティス vs ラス・パルマス