セレッソ大阪は17日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)・グループG最終節で広州恒大(中国)のホームに乗り込み、1-3で敗北。この結果、C大阪の敗退、広州恒大の首位通過が決まった。

2位のC大阪(勝ち点8)が、首位の広州恒大(勝ち点9)と首位でのグループリーグ突破をかけて争った一戦。C大阪は3位ブリーラム(勝ち点6)に負け越しているため、引き分け以下で敗退の可能性もある首位攻防となった。

C大阪は、1-0で勝利した直近の明治安田生命J1リーグ第8節から西本以外のスタメン10名を変更。柿谷、杉本らに代えて、ヤン・ドンヒョン、山村らを起用した。

試合の立ち上がりから、広州恒大が猛攻をしかける。2分、ボックス手前中央でボールを持ったグデリが、豪快に右足を振り抜く。ボールは枠を捉えなかったが、積極的にシュートを浴びせていく。

6分、リー・シャオペンの縦パスをボックス内で受けたファン・ボーウェンが、ボックス内でワントラップし、マークに付いていたC大阪DFをはがす。そのまま左足を振り抜き、ネットを揺らした。

それでも、C大阪は直後に反撃に出る。カウンターの場面でピッチ中央付近の山田が、最終ラインの裏に抜け出す福満にラストパスを供給。GKゾン・チョンとの一対一を迎えた福満がドリブルでかわし、無人のゴールに流し込んだ。

25分、リー・シャオペンが左サイドを突破し、中央に折り返す。しかし、ジェン・ロンが合わせたシュートは舟木が身体でブロック。多くのタレントを抱える相手に押し込まれつつも、最後の場面で集中した守備を披露する。

39分、今度はC大阪にビッグチャンスが訪れる。再びカウンターの場面で、ボックス手前のヤン・ドンヒョンが裏に走る山田にスルーパスを送る。しかし、一対一ではGKゾン・チョンに軍配が上がり、右足で放ったシュートは逆転弾にはならない。

さらに、前半終了間際の44分には左サイドから片山が得意のロングスローを入れる。ボックス内のヤン・ドンヒョンのヘディングシュートはバーに阻まれたが、広州恒大のゴールを脅かしていく。

折り返しを迎えた試合、広州恒大はハーフタイム中にグラルに代えてリャオ・リシェンを起用。C大阪のカウンターを警戒するようなカードを切った。

49分、ボックス左に侵攻したヤン・ドンヒョンに厳しいチェックがかかり、ボックス内に混戦がもたらされる。こぼれ球に反応した福満がシュートを放ったが、うまくミートさせられずに得点には繋がらなかった。

C大阪にとって良い時間が続いたが57分、広州恒大が右CKを獲得。ジェン・ロンのクロスに合わせたガオ・リンのシュートをアランがGK丹野の眼前で収め、左足を振り抜く。これが決まり、広州恒大は再びリードを得ることとなった。

65分、C大阪に決定機が訪れる。ボックス手前でボールを持った田中が、ドリブルで侵攻。ボックス左で前に出たGKゾン・チョンと交錯して倒れたかに思われたが、PKの判定にはならず。シュートも放つことができず、スコアをイーブンに戻すことは叶わない。

前がかりになるC大阪に対して、広州恒大はカウンター狙いにシフト。76分にはボックス手前左のグデリが、右足でミドルシュートを狙う。枠を捉えた強烈なシュートはGK丹野が攻守で阻んだが、C大阪はなかなか流れを引き寄せることができない。

86分には、またしてもアランがC大阪ゴールに襲い掛かる。ボックス右のユー・ハンチャオがボールをキープし、中央に折り返す。アランが右足でダイレクトシュートを放ち、自身のこの日2得点目とした。

結局、3-1のスコアで試合が終了。同時刻開催となった同組の済州ユナイテッドFC(韓国)vsブリーラム(タイ)では1-0でブリーラムが勝利したため、セレッソ大阪の敗退。広州恒大の首位通過が確定した。


広州恒大 3-1 セレッソ大阪
【広州恒大】
フアン・ボーウェン(前6)
アラン(後12)
アラン(後42)
【C大阪】
福満隆貴(前10)

グループGの済州ユナイテッドFC(韓国)vsブリーラム(タイ)では、55分にブリーラムのコラコットが先制点を記録。結局、この1点を守り抜いたブリーラムが1-0で勝利。この結果、ブリーラムの2位での決勝トーナメント進出が確定した。

済州ユナイテッドFC 0-1 ブリーラム
【ブリーラム】
コラコット(後10)