チャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグ、レアル・マドリーvsバイエルンが日本時間5月1日27時45分にサンティアゴ・ベルナベウでキックオフされる。本拠地アリアンツ・アレーナでの1stレグを1-2で落としたバイエルンが、敵地で逆転突破を目指す決戦だ。

敵地に乗り込んだマドリーは序盤からバイエルンの猛攻を受け、28分には先制を許したものの、前半の終了間際にDFマルセロがダイレクトボレーを沈めて同点に。さらに、後半にはMFイスコとの交代で投入されたFWアセンシオがジダン監督の起用に応える逆転弾を決め、アウェイゴール2得点&先勝という結果を手にして2ndレグを迎えることとなった。

マドリーは、その後に行われたリーガエスパニョーラ第35節レガネス戦でMFカゼミロやFWベンゼマ以外の主力を大きくターンオーバー。2-1での勝利を手にしつつ、バイエルンとのホームゲームに向けてのコンディション調整を成功させた。

一方、バイエルンはDFキミッヒのゴールで幸先良く先制し、多くの決定機を得ながらも痛恨の逆転負け。また、最序盤にMFロッベンが、前半半ばにDFジェローム・ボアテングが負傷交代を強いられるなど、失ったものは大きかった。

マドリー同様、バイエルンも1stレグ後に行われたブンデスリーガ第32節フランクフルト戦で大きくターンオーバー。GKウルライヒ、DFフンメルス、DFベルナト、DFキミッヒら後方の主力はスタメンに名を連ねたものの、アタッカーに休養を与えつつ4-1で快勝し、マドリー戦に照準を合わせた。

両チームの勝ち抜け条件は、バイエルンが2得点以上を奪っての勝利が絶対条件。その上で、2点差以上での勝利、1点差で勝利の場合は3得点以上を決めれば逆転突破確定となる。マドリーは、引き分け以上で勝ち抜けが決定。敗北した場合でも、0-1の場合に限り決勝進出が決まる。なお、バイエルンが2-1で勝利した場合のみ延長戦へと突入する。(延長戦でもアウェイゴールルールは適用)

◆レアル・マドリー◆
【4-4-2】

レアル・マドリー予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:ケイロル・ナバス
DF:ナチョ、ヴァラン、セルヒオ・ラモス、マルセロ
MF:モドリッチ、カゼミロ、クロース、L・バスケス
FW:ベンゼマ、C・ロナウド
負傷者:DFカルバハル、MFイスコ
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関しては、1stレグでケガを負ったカルバハルとイスコが招集外となった。そのほか、ナチョは試合への復帰はしていないが、全体練習には復帰。アクラフも招集外となっているため、カルバハルの抜ける右サイドバックにはナチョが入る可能性が高いだろう。

フォーメーションは[4-4-2]と予想。イスコが招集外となっているため、トップ下を要する[4-3-1-2]はまず採用しないだろう。左サイドハーフには攻撃面で傑出したパフォーマンスを残しているアセンシオの起用も考えられるが、1stレグでマルセロの裏の左サイドのスペースを頻繁に使われたことを考えると、守備面で貢献度の高いL・バスケスの先発が見込まれる。

◆バイエルン◆
【4-2-3-1】

バイエルン予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:ウルライヒ
DF:キミッヒ、ジューレ、フンメルス、アラバ
MF:ハビ・マルティネス、チアゴ
MF:ミュラー、ハメス・ロドリゲス、リベリ
FW:レヴァンドフスキ
負傷者:GKノイアー、DFジェローム・ボアテング、MFビダル、ロッベン、FWコマン
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関しては、ノイアー、ビダル、コマンに加えてJ・ボアテング、ロッベンが1stレグで負傷して招集外となった。とはいえ、アラバの復帰が見込まれているのが数少ない朗報か。

フォーメーションは[4-2-3-1]と予想。多くの主力を欠く中、取り得る選択肢は多くない。アラバの出場が叶わない場合は、左サイドバックではベルナトもしくはラフィーニャが代役を務めることになる。

★注目選手
◆レアル・マドリー:DFセルヒオ・ラモス
Getty Images
レアル・マドリーの注目プレーヤーは、大舞台で真価を発揮するカピタンDFセルヒオ・ラモスだ。1stレグでは1失点に抑えたものの、GKケイロル・ナバスや相手のミスに助けられた印象が強く、守備陣には一層の奮起が求められる。リベリ、ミュラー、ハメス・ロドリゲス、そしてレヴァンドフスキと多様なアタッカー陣に対応するためには競り合いやライン際の駆け引き、全てにおいて最高峰のパフォーマンスが必要だ。とりわけ、セットプレー時のレヴァンドフスキの高さは脅威であり、マッチアップするであろうセルヒオ・ラモスが敗北すればチームの敗退に繋がりかねない。

◆バイエルン:FWロベルト・レヴァンドフスキ
Getty Images
バイエルンの注目プレーヤーは1stレグでの雪辱を誓うFWロベルト・レヴァンドフスキだ。レヴァンドフスキの決定力に疑いの余地はないが、1stレグでは再三に渡り決定機を逸した。得点が求められる2ndレグ、この男が真価を発揮し1試合4得点を決めたドルトムント時代のような活躍を披露すれば、クラブの5シーズンぶりとなるファイナル進出が果たされるだろう。