明治安田生命J1リーグ第8節のサンフレッチェ広島vsFC東京が19日にエディオンスタジアム広島で行われ、1-0でFC東京が勝利した。

ここまで5勝2分けで首位に位置する広島(勝ち点17)と、2位のFC東京(同勝ち点)による無敗同士の首位決戦。前節のヴィッセル神戸戦を4-2で勝利し、リーグ戦5連勝中と絶好調の広島は、その一戦から先発メンバーを1人のみ変更した。パトリックに代えて柴崎を起用している。

一方、前節の鹿島アントラーズ戦を3-1で勝利し、再び連勝街道に乗った広島は、その一戦から先発メンバーを1人のみ変更。前節、相手選手との接触で目の違和感を訴え、途中交代していた久保に代わって大森が先発した。

注目の首位攻防戦は、ピッチを広く使う広島と、コンパクトな陣形を保つFC東京の構図。序盤は要所で激しい球際の勝負が演じられ、互いにチャンスを作らせない。

そうした展開の中、アウェイのFC東京がチャンスを迎える。19分、大森からの浮き球を収めたディエゴ・オリヴェイラがボックス左にスルーパス。走り込んだ永井が折り返すと、ディエゴ・オリヴェイラがボックス手前に落とし、走り込んだ橋本がミドルを放つ。相手DFに当たりながらもボールはゴール方向へ向かったが、右ポストに嫌われてしまう。

ヒヤリとする場面を迎えた広島はその後、ボールを保持してはいるものの、組織的な守備を敷くFC東京の前になかなかゴール付近まで近づくことができない。

一方のFC東京は37分、左サイドからボックス左手前に切れ込んだ小川のクロス。これを大森が頭で合わせたが、枠を捉えることができない。さらに39分にはボックス左外で仕掛けた永井がボックス中央に放り込む。これは相手DFにクリアされるも、ボックス左にこぼれたボールを高萩が右足で合わせる。しかし、これもゴール左外に外れてしまい、先制点を奪うことができない。

FC東京のやや優勢で試合を折り返すと、再びボール前への侵攻が少ない展開に。そんな中、FC東京は68分に永井を下げてジャエルを投入。一方の広島は70分に柴崎を下げて皆川を投入する。

すると直後に試合が動く。FC東京は71分、高萩の浮き球のパスをジャエルが競る。これはうまく合わなかったが、ボックス内の相手DFに当たったボールを大森がワンタッチでボックス右手前へ。最後はディエゴ・オリヴェイラが右足でダイレクトで合わせ、低い弾道のシュートでニアサイドを射抜いた。ディエゴ・オリヴェイラはこれでリーグ戦4試合連続ゴールとなった。

ついに耐え切れず先制点を与えてしまった広島。78分にはルーズボールを拾った川辺がボックス手前から右足でシュートを放つも、GK林の正面に飛んでしまう。

なんとしても追いつきたい広島は後半アディショナルタイム3分、ボックス手前でクロスのクリアボールに反応した渡が、胸トラップから左足を振り抜く。これにGK林は一歩も動けず。しかし、これが左ポストに直撃してしまい、同点ゴールとはならなかった。

救われたFC東京が1-0で勝利。ディエゴ・オリヴェイラの4試合連続ゴールを守りきり、首位に浮上した。一方の広島は今シーズン初黒星を喫し、2位に転落した。