FC岐阜は18日、大木武監督(57)と双方合意の下で契約を解除することを発表した。なお、新監督には、昨シーズンまでカマタマーレ讃岐で指揮を執っていた北野誠氏(51)が就任する。

大木氏は、ヴァンフォーレ甲府で監督業をスタート。その後は清水エスパルス、川崎フロンターレユース、甲府を経て、2008年から2010年まで日本代表のコーチを務めていた。

その後、京都サンガF.C.、ジュビロ磐田U-18の監督を経て、2017年から岐阜の監督に就任した。

ボールを大事にするポゼッションサッカーを標榜する大木監督だったが、就任1年目の2017年は明治安田生命J2リーグで18位。2年目の2018年は20位と順位を落とすと、今シーズンはここまで3勝3分け12敗の勝ち点12で最下位に位置。15日に行われた第18節の大宮アルディージャ戦では土壇場に勝ち越しゴールを許し、2-1で敗戦。6連敗となり、退任となった。

後任の北野監督は、2009年にロアッソ熊本で監督を務めると、2010年からは讃岐を指揮。チームをJFL、J2へと昇格させていたが、2018シーズンにJ3へと降格。監督を退任していた。大木前監督、北野新監督、宮田博之代表取締役社長のコメントは以下の通り。

◆大木武前監督
「日頃よりFC岐阜を応援してくださるファン・サポーター、スポンサー、株主、後援会、FC岐阜に関わる全ての皆様ありがとうございます」

「この度、私大木武は監督を退任することになりました。多くの優秀な選手がいるにも関わらず、現在の様な状態であるのは全て監督である私の責任です。誠に申し訳ございません」

「しかし試合はまだまだ続きます。本来の力を発揮し、素晴らしいチームになって行くことを信じております。皆様には引き続き応援、ご支援の程よろしくお願い致します。本当にありがとうございました」

◆北野誠新監督
「大木武監督の後任としてFC岐阜の監督を受ける事になりました。自分に与えられたミッションは分かっています。もう一度チーム、選手達に自信を取り戻させ躍動感のあるプレーが出来るよう責任を持って取り組んでいく所存です。1試合、1試合を戦う気持ちを前面に出し勝ち点を積み上げていきますので応援よろしくお願い致します」

◆宮田博之代表取締役社長
「2017年にFC岐阜の強化のために監督として迎え入れ、非常に熱心に指導をして頂いてきました。お蔭で監督の元でスキルを磨きたい選手が大勢集まり、優秀な選手に育ち本当に有難く思っています。今シーズンこそ良い結果に結びつくことを期待していましたが、残念ながら最下位が続いており、今後浮上させるために新監督への交代を決意いたしました。しかし、大木監督の残された数々のご指導や熱い思いは、今後もFC岐阜の財産になると確信していま」

「今シーズンは大木監督の3年目でもあり、良い結果を出せると期待していました。しかし、なかなか勝利することが出来ず、18節を終え最下位が続き皆様にはご心配をお掛けしております。今般チームを上昇させるために、新しく北野監督体制に切り替えて、心機一転チーム、クラブ一丸で戦って行くことにしました」

「北野監督は守備やチームマネジメントを得意とされ、直近のJ2リーグ5年間の戦いの中で様々な経験をされて来た方で、リーグの状況も一番よく把握されています」

「この状況で託すのに最も相応しい監督であり、チーム一丸で必ずや良い結果を生み出せると確信しています。ファン、サポーター、スポンサー、関係者すべての皆様方の一層の応援をよろしくお願い申し上げます」