アトレティコ・マドリーは1日、ワンダ・メトロポリターノで行われたリーガエスパニョーラ第3節のエイバル戦を3-2で逆転勝利した。同試合後、ディエゴ・シメオネ監督が自身の采配を振り返っている。スペイン『マルカ』が伝えている。

開幕2連勝を飾ったアトレティコは、3連勝が懸かった今節でMF乾貴士を擁するエイバルと対戦した。

ホームチームの優位が伝えられた中、試合はまさかの展開に。前半の7分と、19分にそれぞれFWシャルレス、DFアルビージャにゴールを決められたアトレティコは2点ビハインドを負う。その後、27分にFWジョアン・フェリックスのリーガ初ゴールが生まれ、辛くも前半を1点ビハインドで終えた。

迎えた後半アトレティコは、MFマルコス・ジョレンテを下げて前節決勝点のMFビトロを投入すると、この交代策が的中。立ち上がりの52分にそのビトロが2試合連続ゴールを決めて試合を振り出しに戻す。

しかし、ここからエイバルの粘りに遭い、再三の決定機を決め切れずに2-2のまま試合は終盤へと推移。この流れの中でシメオネ監督は78分にMFトマ・レマルを下げて、これがトップデビューとなる19歳MFロドリゴ・リケルメ、84分にはフェリックスを下げてMFトーマス・パルティを続けて投入。

すると、引き分け濃厚と見られた90分にMFサウール・ニゲスのボックス付近での仕掛けから相手DFとうまく入れ替わりながらルーズボールを制したトーマスがゴール前に抜け出して逆転となる3点目を奪い、劇的な逆転劇を演じた。

この勝利によって6シーズンぶりの開幕3連勝を飾ったシメオネ監督は、逆転勝利をもたらしたトーマスの投入の意図に関して以下のように説明している。

「今回のような選手交代に関して想定されるリスクは理解していた。こういった守備的な交代を行う場合、勝敗によって何を言われるかをね」

「ただ、一見守備的に見える交代が攻撃面で効果を発揮することもある」

「ジョアンが疲れているように見えていた。そして、トーマスを前線に置くことの強みもわかっていた。我々は前線にスピードを求めていたし、トーマスとリケルメら交代で入った3人はよくピッチの中のプレーヤーとコミュニケーションも取っていた」

また、劇的勝利を手にしたシメオネ監督だが、3-2のスコアを含めて反省も忘れていない。

「3-2の勝利においては自分たちのミスがあるものだ。ただ、今日の試合に関して重要だったのは、相手の激しい打撃から立ち直ったということだ」

なお、開幕4連勝を目指すアトレティコはインターナルマッチウィーク明けとなる今月14日に敵地でレアル・ソシエダ戦を戦う。