インターナショナルマッチウィークによる中断前に行われた第3節ではアトレティコが唯一の3連勝を飾った。一方、バルセロナとレアル・マドリーは共に格下相手に手痛いドローとなっている。また、エイバルMF乾貴士とマジョルカFW久保建英が共に今季初出場を飾っている。

代表戦明けの“FIFAウイルス”に、来週ミッドウィークからチャンピオンズリーグ(CL)&ヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ開幕を控えるため、波乱が予感される今節。

その中で最注目のカードは、昨季王者のバルセロナと同4位のバレンシアによる上位対決だ。

前節、16歳の新星FWアンス・ファティがクラブ史上最年少ゴールを決めたものの、昇格組オサスナ相手に痛恨のドローを喫したバルセロナ。代表ウィーク明けのエースFWメッシの復帰が期待されていたが、17日にドルトムントとのCL初戦を控えていることもあり、今節での復帰の可能性は低くなっている。それでも、FWスアレスや代表戦で負傷したDFセメドに関してはプレー可能な模様だ。

一方、前節マジョルカ相手に今季初勝利を挙げたバレンシアではアトレティコ移籍濃厚と思われたエースFWロドリゴの残留が決まる朗報があった一方、以前からピーター・リムオーナーとの確執が伝えられたマルセリーノ監督が11日に電撃解任。代わってU-21スペイン代表監督やスペイン代表、レアル・マドリーでアシスタントコーチの経験を持つセラーデス監督を新指揮官に招へい。クラブチームの指揮官初挑戦となる同監督は、プロキャリアをスタートした地元クラブを相手に初采配を振るうことになった。

FWフェリックスやDFトリッピアーなど新戦力の早期フィットで開幕3連勝を飾った首位アトレティコは、前節バスク・ダービーで今季初黒星を喫したレアル・ソシエダを相手に4連勝を狙う。18日にCL初戦のユベントス戦という難しいゲームを控えるため、幾つかのポジションでターンオーバーが行われる可能性もあり、チームとしての総合力が試されることになりそうだ。

また、プレシーズンからの不調を引きずる形で思うようなスタートを切れていないレアル・マドリーは、2連勝で勢いに乗るレバンテを相手に2試合ぶりの白星を目指す。今夏の移籍市場では締め切り間際に噂された大物選手を獲得することができず、やや尻すぼみの結果に終わった。また、MFモドリッチらケガ人の多さに加え、開幕から好調を維持したMFベイルが今節では出場停止で起用できない。さらに、18日にはCL初戦のパリ・サンジェルマン(PSG)戦を控えており、ジダン監督は難しいメンバーのやりくりを求められる。

その中で唯一の朗報は今夏の補強の目玉、MFアザールのケガが癒えて今節でラ・リーガデビューを飾る可能性が濃厚との知らせだ。プレシーズンの段階でのオーバーウエイトでマドリディスタの不興を買っただけに、今回のデビュー戦で自身の価値を証明したい。

前節、共に今季初出場を飾った乾と久保の2選手は、エスパニョールとアスレティック・ビルバオという難敵と対戦する。今回、日本代表に選ばれなかった乾に関してはコンディションに問題はなく、引き続き先発で起用される可能性がある。一方、代表戦で2試合共に途中出場した久保に関しては長距離移動に加え、試合の日程が最も間隔が短い金曜開催となった事情もあり、ベンチ外の可能性も指摘されている。

《リーガエスパニョーラ第4節》

9/13(金)
《28:00》
マジョルカ vs アスレティック・ビルバオ

9/14(土)
《20:00》
レアル・マドリー vs レバンテ
《23:00》
レガネス vs ビジャレアル
《25:30》
レアル・ソシエダ vs アトレティコ・マドリー
《28:00》
バルセロナ vs バレンシア

9/15(日)
《19:00》
エイバル vs エスパニョール
《21:00》
アラベス vs セビージャ
《23:00》
セルタ vs グラナダ
《25:30》
バジャドリー vs オサスナ
《28:00》
ベティス vs ヘタフェ