パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表FWキリアン・ムバッペが、今シーズンから新たなチームメートとなったアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディについて語った。イタリア『スカイ・スポルト』が伝えている。

昨シーズン、契約延長交渉を巡って代理人で妻のワンダ・ナラを中心に所属するインテルの怒りを買ったイカルディ。昨季途中のキャプテンマークはく奪に加え、完全構想外が言い渡された今夏には慣れ親しんだ背番号9までもはく奪される事態となった。

これに伴い、夫婦ともにさすがに腹をくくり、今夏の移籍市場最終日となった今月2日に買い取りオプション付きの1年レンタルでPSGへの移籍を決断した。

そのイカルディに関しては移籍直後にワンダ・ナラが、「PSGは選べる中で最悪な選択肢だった(後に釈明)」と放言し、先日にも今冬のナポリ行きを匂わせるなど、新天地で早くも物議を醸す行動を見せている。

そのため、サポーターやメディアの間ではイカルディ本人に対してもネガティブなイメージが持たれている。

しかし、ムバッペはミラノで行われたザ・ベストFIFAアワード2019に参加した際の囲み取材の場で、新たなチームメートを全面的に擁護。メディアを含め多くの人がイカルディの人となりを誤解していると主張した。

「僕は彼のことをとても好意的な目で見ているよ。多くの人たちは彼のことをピッチ外の幾つかの行動だけを見て判断しているように思えるね。そういった人たちは彼がどんな人間であるかを真剣に見ようとしていないんだ」

「僕は彼のことをとても面白い仲間であり、同時にすごくシャイな性格だと捉えているよ。マウロはPSGのロッカールームに足を踏み入れたときから、このユニフォームのためにすべてを捧げてくれている」

また、イカルディのゴールスコアラーとしての才能を高く評価するムバッペは、自身を含めPSGの選手たちが適切なサポートができれば、必ず大きな力になってくれると考えている。

「彼が最高の形でチームにフィットできるかは僕たち次第だと思っている。僕たちがうまく助けられれば、彼はチームのために多くのゴールを決めてくれるはずだ」

現在、ムバッペとイカルディはいずれも軽傷を抱えて戦線離脱中となっているが、共に復帰を果たした場合、前線においてどんな化学反応を見せてくれるのか非常に興味深いところだ。