スペインサッカー連盟(RFEF)は19日、ルイス・エンリケ氏(49)のスペイン代表監督復帰を発表した。同氏はユーロ2020本大会まで同国代表を率いることになる。

かつてバルセロナの指揮を執ったL・エンリケ氏は2018年7月にスペイン代表監督に就任。だが、今年3月に一身上の都合によりチームから離れ、6月中旬に辞任。その後、8月下旬に愛娘のシャナちゃんが骨肉腫で亡くなったことを明らかにした。

この緊急事態を受けて、RFEFはL・エンリケ氏のアシスタントコーチを務めていたロベルト・モレノ氏を暫定指揮官に指名。その後、正指揮官に就任したモレノ氏の下で、チームはユーロ2020予選無敗を継続し、見事に本大会行きを決定させていた。

しかし、シャナちゃんの死から精神的に立ち直ったL・エンリケ氏に復職の可能性が出てきたことを受けて、RFEFは素早い交渉の末に同氏の再任を決断。そして、19日にルイス・ルビアレス会長が公式会見の場で今回の発表に至った。

なお、モレノ氏は今年9月に、「もし、ルイスがいつか(監督業に)戻ってきたら、私は喜んで脇に寄るつもりだ。そして、また彼と共に働きたいと思っている。ルイスのことを親友だと思っている。そして、友情は何よりも優先すべきものだと考えている」とコメント。今回はその言葉通り、親友にラ・ロハ指揮官のバトンを譲り渡すことになった。