かつて大宮アルディージャや京都パープルサンガ(現京都サンガF.C.)でも指揮を執り、韓国代表やオーストラリア代表でも指揮を執ったピム・ファーベーク氏が他界した。63歳だった。

ファーベーク氏は、長年にわたりガンを患っており、闘病生活を送りながらも古巣であるスパルタ・ロッテルダムの技術委員会のメンバーとして働いていた。

ファーベーク氏は、NACやローダ、スパルタ・ロッテルダムでプレー。しかし、24歳でケガの影響で現役引退を余儀なくされていた。その後はトレーナーへの道を歩み、1984年7月にユニタスで監督業をスタート。その後は、デ・フラーフスハップやフェイエノールト、ワゲネンヘン、フローニンヘン、フォルトゥナ・シッタートとオランダのクラブで監督を務めていた。

1998年7月に日本へやってきて大宮の監督に就任。1年半という短い期間だったが、大宮のベースを築き上げた。その後はオランダ代表のスカウトを務め、フース・ヒディング監督の下で韓国代表のアシスタントマネージャーに就任。日韓ワールドカップでの4位に貢献していた。2003年7月から京都の監督に就任するも、残留争いの中で解任された。

その後も、韓国代表やオーストラリア代表で監督を務め、オーストラリア代表ではアジア予選を初めて戦う監督として就任。2010年の南アフリカ・ワールドカップでも指揮を執った。その後、モロッコの育成年代を指揮し、2016年12月からはオマーン代表の監督に就任するも、今年2月に退任していた。

古巣であり、技術委員を務めていたスパルタ・ロッテルダムもファーベーク氏の死を報告。「スパルタ・ロッテルダムは、家族、友人、知人、そしてスパルタのファミリー全員が、この大きな悲しみを乗り越えるための力になることを願っている」とコメント。週末のヴィレムⅡとの試合では喪章をつけることも発表した。